春のうららかな休日に、車を運転して京畿道南楊州市にある南楊州総合撮影所(→ホームページ
)に久しぶりに行って来ました。映画好きの私が、昔はよく遊びに行った場所なのですが、今回、「行ったことがない」という後輩たちを連れて、ほぼ10年くらいぶりに訪ねたことになります。ヾ(≧∇≦)〃♪
緑の山に囲まれた40万坪の敷地に、撮影用野外セットと6つの室内撮影スタジオ、録音室、各種製作装備が並んでおり、アジア最大規模の映画製作施設だということです。実際に使用中の施設であるため、見学制限されている区域があったりしてリアルです。この日も一番奥の伝統韓屋セットと、小道具室の奥にある法廷セットが使用中だということで立ち入りが制限されていました。
現在の世界的映画韓流のルネッサンスであった『シュリ』や『JSA』、『西便制』、『シルミド』、『ブラザーフッド』などを生み出した場所であり、最近ではこのブログでも紹介した、『ヒマラヤ』や『西部戦線』、『海賊』、『容疑者』、『観相』、『光海』、『群盗』などの映画、『Dr.JIN』、『星から来たあなた』、『華政』、『六竜が飛ぶ』などのドラマが生まれています。(*´▽`)
屋外セットでは、一番象徴的に残されている、『JSA』で使われた板門店のセットが必見です。板門店というのは、北朝鮮との会談が行われる38度戦上の共同警備区域の建物であり、私も個人的に本物を数回訪れたことがありますが、南側の「自由の家」も北朝鮮側の建物も本物そっくりに再現されています。あとは、最近のものとして『海賊』で使われた海賊船が展示されていました。
あともう一つの見ものが、入り口駐車場の下にある大きな映像支援館です。ここは1階と2階からなり、映像体験ができるアトラクションも多く、韓国映画の歴史を伝える博物館もありながら、同時に使用中の室内スタジオと、何より本物の衣装室と小道具室があるわけです。
私が昔から一番気に入っているのが、この衣装室と小道具室であり、日本の植民地時代の本物の小道具からは昔の日本の姿もうかがえるし、昔の本や食器、骨董品、電化製品、懐かしいコンピューターなどもあります。
ということで、観光地としてとってもお勧めなのですが、問題は、私は車でしか行ったことがなくて、日本の方の大衆交通を使った行き方については経験がありません。でも、ホームページによれば、ソウルからは地下鉄京義・中央線の「雲吉山駅(운길산역)」を降り、駅前から「南楊州総合撮影所無料シャトルバス(남양주종합촬영소 무료 셔틀버스)」を利用するといいと書かれていますから、たぶん行けるのだろうと思います。不親切で申し訳ありません。m(_ _)m
案内所にはちゃんと日本語のよくできたパンフレットも置いてあったので、日本からの観光客も来ているようです。無料シャトルバスは1日6回運営され、駅を出発するのは、午前10:25、11:25、午後1:25、2:25、4:25(冬は3:25)、撮影所を出発するのは、午前11:00、午後1:00、2:00、、4:00(冬は3:00)、6:10(冬は5:10)ということでした。(→韓国語での行き方ホームページ
)
【行き方】 地下鉄京義・中央線の雲吉山駅(운길산역)を降りて、駅前から「南楊州総合撮影所無料シャトルバス(남양주종합촬영소 무료 셔틀버스)」を利用するといいようです。
住所:京畿道南楊州市鳥安面三峯里100番地(경기도 남양주시 조안면 삼봉리 100번지)
電話:031–579–0605/FAX : 031-576-1234
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