■夜空に上がる犠牲者への哀悼と慰霊の「祈願燈」 | 韓国・ソウルの中心で愛を叫ぶ!

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ポッドキャスト韓国語マガジン“サランヘヨ・ハングンマル”の編集長が、韓国と韓国文化の見つめ方を伝授します。

他宗教の代表と共に、歴代大統領として初めて釈迦生誕を祝う法要式に参加した朴大統領。



昨日は、韓国は、仏教最大の祝日である釈迦生誕日を迎えて休日でしたが、50代のベテラン民間ダイバーが朝6時に潜水作業に入ってすぐ意識を失い、担ぎ込まれた病院で亡くなったという胸痛いニュースが流れていました。


なお、釈迦生誕日として、全国各地のお寺では記念行事が行われましたが、ソウルの曹渓寺での法要式には1万人以上の市民が参席、さらにその場に大統領として初めて、朴槿恵大統領が出席したということです。


この日の法要式が沈没事故の犠牲者を哀悼し、悲しみを共に分かち合おうという趣旨で開かれたということのためであり、朴大統領はその場で、犠牲者の冥福を祈るとともに、これで4度目となる謝罪を行いました。


朴大統領は、「国民の生命を守るべき大統領として、突然、家族を失った遺族の方々に何とお見舞いの言葉を申し上げてよいか、申し訳なく心が重い」とし、「犠牲者の死を無駄にせず、国民の安全と生命を守ることができるよう国のすべての政策とシステムを根本から変える」と約束。


また、「長い間、黙認され続けた間違った慣行や官民癒着、公職者らの問題点などを改めるとともに、不正を根絶し、正しくクリーンな政府をつくるための最善の方法を模索している」と述べながら、「二度とこのような悲劇が起きないよう安全な国づくりに向けて総力を挙げる」と重ねて約束したということです。


珍島の事故現場の彭木港でも、臨時法堂が設置されて法要式が開かれました。また、同じ場所で、夜には犠牲者への哀悼と慰霊のために、「極楽往生祈願燈」を空に上げる儀式が行われました。



珍島の彭木港では、犠牲者への哀悼と慰霊のために「極楽往生祈願燈」を空に上げた。





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