■好物メウンタン、それはナマズのメウンタンです!≧∇≦)〃♪ | 韓国・ソウルの中心で愛を叫ぶ!

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ポッドキャスト韓国語マガジン“サランヘヨ・ハングンマル”の編集長が、韓国と韓国文化の見つめ方を伝授します。

これはパガサリ(コウライギギ)のメウンタンです。美味しいですよ!



私が、20年の韓国生活をもとに、韓国の辛い鍋料理の中で一番、美味しい!と確信を持っていえるのが、「メギ・メウンタン(ナマズの辛いなべ)」です。(もちろん、私の好みもあるでしょうが^^;)


「メウンタン」というのは、魚の旨味で食べる辛い鍋物なのですが、魚を丸ごと入れるので、いわゆるアラから美味しいスープが出るわけです。


辛さは魚臭さを消すためで、すったニンニクも多く入り、さらに「ミナリ」というセリ科の野菜を、食べる直前に大量に入れるのですが、スープの旨味が染み込んで、いくら入れても食べ始めれば美味しくてすぐにたいらげてしまいます。スープの辛さもそれほどではないんですよ。


そういう料理がメウンタンで、中に入る魚としては、海の魚では「テグ(たら)」のメウンタンなどがもうたまらないんですが、でもそれ以上に美味しいのが、実は淡水魚、ナマズ系の「メギ・メウンタン」とか「パガサリ・メウンタン」なんですよね。


「メギ(메개、ナマズ)」は栄養がある川魚で、専門店に行くと水槽の中でピョンピョン飛び跳ねるように勢いよく泳いでいる姿を見ることができます。まさに精力に抜群という感じ。よく煮込むとヌルッとした皮と淡白な柔らかい白身が美味しく調和し、それを旨味が染み込んだセリと一緒に食べるともう「サイコー!」なんです。


ということで、今日ご紹介するのは、先日、江原道のほうに車で遠出した時に、途中で見つけて寄ったお店で、いつも行くお店ではないんですが、美味しかったです。こういう自然の中にあって、川から釣られた新鮮なナマズをそのまま料理して出してくれている感じのお店がいいんですよね!


淡水魚のメニューがいろいろあって、今回は「メギ(ナマズ)」ではなく、珍しい「パガサリ・メウンタン」のほうをいただきました。こちらもナマズの一種で、よく似た味です。


「パガサリ」という名は、危険を感じると「パガパガ」という音を出すことからついたあだ名らしく、正式名は「トンジャゲ(동자개)」、日本語では「コウライ・ギギ」といいます。「ギギ」は琵琶湖などにいるらしいですが、「コウライ・ギギ」は名前のとおり、韓国(中国の一部にも)に生息する淡水魚で、口には4本の口ひげがあります。


ちょっと贅沢してうなぎのほうもいただきました。けっこうなお値段ですが、4人でおなか一杯いただいて、本当に美味しかったです!



「黄金漁場」という名前のお店ですね。



外は寒いんですが、中は日差しでポカポカ。



直接栽培した有機農野菜だけを使うと書いてます。



新鮮で美味しい野菜ばかり。



うなぎ1kgが先に出てきました。



これらを全部、手前のタレにつけたうなぎと共に少しずつサンチュに包んで食べます。



こんな感じに。白菜ですね。



こんな感じに。小さい葉っぱが冬らしいし、有機農らしいですね。



メウンタンが出てきました。グツグツいっています。



美味しいんですよ。



すいとんにも味が染みて美味しいです。



左列の真ん中「빠가사리(パガサリ)」と中列の上「장어(うなぎ)」を1kgずついただきました。



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