■「JYJに市民権を!」有力日刊紙が社説で | 韓国・ソウルの中心で愛を叫ぶ!

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JYJに対する今回の事態に、とうとう韓国の有力日刊紙『京郷新聞』が社説にこの問題を取り上げましたね。ファンの署名運動も広がってます。もどかしいですが、でも有力日刊紙の社説に出れば、大きな影響力はあるはずですよね。全文を翻訳してみました。



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■[社説] JYJに市民権を返してあげなさい


ジェジュン、ユチョン、ジュンス。才能があって美しい3人の青年のイニシャルを取ったグループJYJは、国内はもちろん、海外でも人気が高い。


2009年7月、不公正契約問題を提起して「東方神起」を後にした彼らは、独立後、120万枚以上のアルバム販売を記録した。アジア、ヨーロッパ、北米、南米でコンサートを行い、ドラマとミュージカルでも活躍している。


ところが、あるケーブルチャンネルが、彼らの日常を盛り込んだドキュメンタリーを放送することにしておいて、放送数日前に編成を取り消した。葬り去られるところだったドキュメンタリーは、劇場版に編集されて、上映される機会を得たが、やはり封切り数日前に劇場の方から「上映不可」が知らされた。


JYJのマネジメントを担当するCJeSエンターテインメントは、「ドキュメンタリー『The Day』を2/2、全国20ヵ所のCGV上映館で封切りする、という契約書に捺印したが、関連報道が出た直後に、CGV側から、契約を守ることができないと知らせてきた」と明らかにした。


以後、ファンたちの間では、JYJと訴訟中の前所属社SMエンターテイメントの機嫌をうかがったのではないかという疑惑が提起された。CGV側は、「実務者の契約進行手続きに問題があると判断しただけで、外圧はなかった」と否認した。


このようないいわけを信じるとしよう。ではどうして、他の歌手たちには滅多にないようなことが、JYJにだけ続けて起きるのか。JYJは、地上波放送歌謡番組に出ることができない。去年7月には、済州KBSと済州島が企画した公演に出演することになった後、4日前になって取り消し通報を受けた。


CJeS側は、「このようなことが、非公式的には1週間に2~3件以上起きている」と語った。巨大企画社たちが所属する韓国大衆文化芸術産業総連合会が、JYJの活動規制を各放送社に要請した後、放送社たちがこれらの機嫌をうかがうからだ、ということが、衆論である。裁判所が、2009年と去年、二度にわたって「JYJの独自の芸能活動を保障しなければならない」という判決を下したにもかかわらず、事情は変わっていない。


SMは、“自ら進んでペコペコする(알아서 기는)”行動にまで責任を負わなければならないのか、と抗言するかもしれない。しかし、それが権力の本質である。SMがJYJとの法的紛争を終わらせないかぎり、“芸能権力”SMは、絶え間ない疑惑を受けることになるだろう。


SMは、グローバル韓流を生んだK-POPの本山らしく、JYJとの訴訟に、名誉をもって結末をつける方案を講じなければならない。SMがJYJの活動を邪魔したという疑惑を、1年近く調査して来た公正取引委員会も、調査結果をすみやかに発表してほしい。大企業の横暴を阻み、中小商工業者の生計を開いてくれるのが“経済民主化”ならば、JYJの“社会的市民権”回復も、その一環とならねばならないだろう。



[原典] http://news.khan.co.kr/kh_news/khan_art_view.html?artid=201201312052245&code=990101



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