■イ・ヒョリとファンの美しい愛の絆!ぅ_ ;`) | 韓国・ソウルの中心で愛を叫ぶ!

韓国・ソウルの中心で愛を叫ぶ!

ポッドキャスト韓国語マガジン“サランヘヨ・ハングンマル”の編集長が、韓国と韓国文化の見つめ方を伝授します。

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この笑顔で国民的スターであり続ける、歌手・イ・ヒョリさんが練炭を運んでいます。



●イ・ヒョリさん自ら発案し呼びかけた


歳末助け合いの季節を迎えて、韓国では一般人もそうですが、多くの芸能人や有名人たちがそれぞれの信念に従って、各地で寄付やボランティア活動に一生懸命です。その中で、歌手でトップスターのイ・ヒョリさんが、アヒョン洞「タルトンネ」の独居老人のためのボランティア活動をした話に感動しました。


韓国では「タルトンネ」というと、山すその急斜面に密集した貧しい人たちの集落をいいます。先週日曜日の11/20に、イ・ヒョリさんとファンクラブの25人が、そこの独り暮らしのお年寄りたちを訪ね、暖房に使う練炭と暖房費、お米、ラーメンなどの生活用品を伝達したのだそうです。


感動的なのは、これはヒョリさんが単独で考えたボランティアだということ。サポートした福祉団体「美しい財団( 아름다운재단)」によれば、1週間ほど前にヒョリさんから「独り暮らしのお年寄りたちが、冬を温かく過ごすことができるよう支援したい」という連絡が来て、「ファンクラブと共に直接、自分たちがお米と練炭を配達したい」という提案があったのだそうです。


それに対して「美しい財団」側は、「練炭が必要な家もあるが、ガスや灯油の家もあるので、そういう家には暖房費を支援するのがいいのではないか」と提案、ヒョリさんは「それじゃあ、その分だけ支援金を増やしたい」と快く受諾したということなんです。


1週間の準備期間に、イ・ヒョリさん自身がファンクラブに呼びかけて希望者を募り、支援対象は「美しい財団」側で「韓国在家老人福祉協会」を通して選定。当日を迎えると、その日は直前から突然気温が落ちて、冷え込む冬の天候の中での活動となったのらしいですが、心配するスタッフにイ・ヒュリさんは「働ければ汗が出ますよ」とニッコリ笑ったそうです。


この日、14家庭に、直接、米とラーメンなど生活用品を伝達し、練炭は3家庭に配達しました。3組に分かれて配達する際、ヒュリさんはあえて一番遠い地域への配達を自ら希望したといいます。



●「おばあさんも泣き、私も泣きました」


後日、ヒョリさんのツイート…「刃物のような風に手足が凍り付いてしまいそうだった日曜日。私が訪ねた板作りの家には80歳を越えられたおばあさんが独りで冷たいコンクリートの部屋に座っていらっしゃいました。『寒くて死にそうな日でなければボイラーをつけないのよ』と…。私はその日が寒くて死にそうな日だったのに…」、「『この寒いのに訪ねてきてくれて、ありがとう』と、おばあさんはしきりに涙を流され、私も泣きました」


バラエティでも大人気で、知らない人がいないトップスターであるヒョリさんが直接、訪ねてきてくれたと、お年寄り方は皆、驚いて涙を流していたということです。


さらに感動だったのは、ヒョリさんとファンは、こんな奉仕活動を一緒に何回もやってきたそうで、互いにスターとファンというより、姉と弟妹のように壁がなく、冗談もいい、ふざけ合いながら楽しそうに働き、仕事が慣れていて手際がよく、予定よりも早く仕事を終えて、ヒョリさんが全員にチャジャン麺と酢豚をご馳走しながら感想を話し合ってたそうです。


半島南端の蔚山から3時間以上かけて来たファン…「遠くからソウルまで来たのは、イ・ヒョリさんに会うこともありますが、それと共によいことがしたくて来たのですが、奉仕活動があまりにも短く終わって名残惜しく申し訳ないです。知らなかったお年寄りの生活を見て、これからもずっと関心を持たなければと思いました」


最年少17歳の高校生「おかげでとてもよい経験ができ、両親にもっとよくしてさしあげなければと思いました」


ヒュリさん自身は「困難を抱えて暮らされるオルシン(※尊敬を受けるべき年配者の意味)の方々のおうちを訪ねるというのは初めてでしたが、このようであるとは知りませんでした。知り得なかったために考えを持つことができなかったともいえますが、もう知ったので、続けて行わないわけにはいきません」といってファンのみんなにも続けて関心を持ってくれるようにお願いしていたそうです。


スター自身の美しい志を中心として、ファンたちと共に美しい一つの文化を成していく。韓流スターと日本ファンの関係も皆、まさにそうだと思いますが、そのような美しい関係が感動的で、ご紹介してみました。(*´▽`)



[参考:美しい財団( 아름다운재단)ホームページ]


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これから皆で直接運んでいく、ラーメンの箱がビッシリ並んでいます。


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仲良く並んでエプロンを結び合う。ヒョリさん、楽しそうです。


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一人暮らしのおばあさんの家を訪ねるヒョリさん。


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記念撮影。男性が二人しか見えず、ほとんど女性ファンたちですよね。


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おばあさんも泣き、ヒョリさんも泣いてしまいます。


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