■シア・ジュンス、ミュージカルに注ぐその真心! | 韓国・ソウルの中心で愛を叫ぶ!

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ポッドキャスト韓国語マガジン“サランヘヨ・ハングンマル”の編集長が、韓国と韓国文化の見つめ方を伝授します。

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「シャツァルト(샤차르트)」であるとまで評されるミュージカル『モーツァルト!』



●「300年前に生きた彼が友のよう」


昨日は、JYJのジュンス君、新たな神話の創造とまでいわれ、「モーツァルト(모차르트)」ならぬ「シア・ジュンス」の「シャツァルト(샤차르트)」であるとまで評された、ミュージカル『モーツァルト!』のアンコール公演を大成功で終えましたね。最終公演でも3時間の間、ステージを縦横無尽に駆け回りながら、喜怒哀楽の感情を独特の唱法で表現、観客からスタンディングオベーションを浴びたということです。


報道によれば、ジュンス君は今日3時頃、自身のツイッターに感想を表現。「あまりにも甘い眠りにつくことができました。昨日の舞台が、本当に夢のようです。ボクと一緒に、これまで泣いて笑ってくださった皆さんがいてくださったがゆえ、とても幸せだったステージです。モーツァルトとは、またしばらくの間、さよならしなきゃならないですが、ボクと皆さんの胸の中いっぱいに残る美しい夢として記憶されたら嬉しいです。『モーツァルト』…彼になることができて…あまりにも幸せでした。自身の生涯を悲観したモーツァルトを見ながら、共に泣き笑ってくれた皆さんにもう一度心から感謝を申し上げます」


それに対して、韓国のファンらから「本当にすばらしい公演でした」、「メッチャかっこよかった」、「これまで本当にお疲れ様でした」、「これからもさらに発展した姿をみせてください!」などの反応が返されたということでした。


また、昨日の終演後の感想は、「初演の時もそうでしたが、モーツァルトの一生を共に演じることができて幸せでした。彼に注がれた世の中の期待や負担感、そして華麗な生活の中に隠された孤独と寂しさを歌にし、演じながら、300年前に生きた彼が友のようだったし、ボクにとって特別な意味を持っていた。もう一度、モーツァルトにさよならしなきゃならないなんて、胸がつまる思いだ。『モーツァルト!』で120%の演技ができるように、共感してくださり、熱い呼応してくださったすべての観客の皆さんに真心から感謝申し上げます」というものでした。


この『モーツァルト!』、昨年1月の初演の時は、俳優デビュー作でありながら、販売3秒(!)でチケットが売り切れ、ミュージカルアワーズと韓国ミュージカル大賞の新人賞を総なめ、ミュージカル俳優としての実力を認められるとともに、ミュージカル関係者たちから、「その誠実さと安定した演技力、歌唱力を通して、ミュージカル及び公演業界に活気を呼び起こした」として、とても高い評価を受けていましたよね。ヾ(≧▽≦)ノ"♪



●人気や実力にまさるその「誠心」


私個人のことをいえば、私も映像を通してですが、その実力に圧倒されたし、彼自身の人気からいってもそういう評価の高さはうなづけたわけですが、実は私がそれ以上に心を動かされたのが、その後、今年2月に、その実力が本物であることを立証した、同じく主演ミュージカル『天国の涙』の準備段階の報道に接した時でした。彼が、ファンたちに最高のステージを贈りたいという一心で、毎日毎日、延々12時間を休まずに猛稽古(※韓国語では강훈=強訓という)していた、その様子が公開されたわけです。


彼のチケットが瞬く間に売り切れ、彼への評価がとどまる所を知らないのは、単なる「東方神起」由来の人気でも、また単なる彼自身の実力の高さでもなく、そのものすごい「정성(精誠=誠心)」に理由があるんだと分かりました。


当時、この『天国の涙』は、『オペラ座の怪人』の制作会社ソルアンドカンパニーが100億ウォンの制作費を投じ、世界的なミュージシャン、『ジキル&ハイド』を作曲した世界的なミュージカルの巨匠フランク・ワイルドホーンが作曲で参加、『スウィーニー・トッド』の演出家ガブリエル・ベリーが演出するなど、ブロードウェー最高の制作スタッフや国内外のトップ俳優が大勢集まることで話題になっていました。


まさにその演出のガブリエル・ベリーが、そのジュンス君の猛稽古ぶりに、「韓国で有名なミュージシャンだと聞いていたが、いつも謙虚で礼儀正しいし、ものすごい稽古の虫で、渾身の力を尽くして熱演する。その姿はプロそのものだ」と、絶賛を惜しまなかったんです。


結果、この時も、チケット発売開始直後にアクセス殺到でサーバーがダウンするほどで、その後、やはり5分で1万5000席が全席売り切れ、第2次も3分半、第3次も2分半で完売ということで、開演前に全出演分(17回2万7500席)を10分で完売した、とまさにミュージカル史上に記録を残していましたが、それらがすべて、彼自身の「精誠」ゆえの結果なのだなあ、ということを感じざるを得なかったのでした。人の心を動かすのは、やはりその真心であるんだなあ、と…。シア・ジュンス、感動です!(´ぅ_ ;`)




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毎日、12時間を休まず猛稽古して準備した『天国の涙』。



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