東方神起のユンホ君が、一昨日のSBS『カン&イ・スンギの強心臓』で、学校に通っていた頃の自らの両親の苦労話を告白した、と話題ですね!(*´▽`)
話によると、お父さんはそれまでずっと会社を経営してきたのに、1997年のアジアの通貨危機で会社が難しくなり、その後、知人の仕事を手伝いながら新聞配達をして生計を立てていたということですね。しかも、さらにはお母さんまでも…。実際、今でも「息子が苦労して稼いだお金を簡単に使えない」といって、同じことを続けているということで、この日の放送では、ユンホ君は最近、そんな両親のために新しい家と車を購入したといっていました。
ということで、放送でのその部分の会話をそのままディクテイションしてみました。韓国文化の雰囲気を伝えるため、韓国式に両親に対する敬語を原語どおり訳してみました。ご了承ください!ヾ(≧▽≦)ノ"♪
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ある日、寝ていたら、お父さんが早朝4時にでかけられるんです。「ああ、お父さんが何か用事があるんだなあ」と思ったんですが、ところが、ずっとその時間になると出かけられるんです。それで、毎日4時にでかけるというのは、間違いなくお父さんが‘二重生活’をしているという感じなんです。
――何か、お父さんに対する疑いが…。
そうです。なぜなら夜9時、10時に帰ってこられてはすぐに眠られて4時にすぐにでかけられるんです。だから誤解するしかないんです。それで最初は、お母さんに話しました。「お母さん、お父さんが何か変です。毎日、早朝4時にでかけて、ボクがわざと寝たふりをして確かめたけれど、早朝4時ちょうどにでかけるんです」
お母さんは「何をいうか。お前のお父さんがそのようにされるような方か。お前のお父さんはお母さんの運動(フィットネスクラブ)だって申し込んでくれたんだ」というので、もどかしくて、それでボクは「これは何かはっきりしたアリバイが必要だ」と考えて、結局、尾行をしました。ボクなりにフード付きのトレーナーも着て、めがねも掛けて、帽子をかぶって、お父さんが気づいて振り向けば、不良のようにぶらぶらするフリをしてみたり…。ああ、そうだ、その時、カメラまで準備したんです。
――探偵ですね、探偵。
なぜなら、その当時、ボクが一番見たのが『名探偵コナン』とかに始まって、推理ドラマにハマっているそういう時期だったんです。「これはボクが無条件、暴かなければならない」と思って、ついていったんです。
するとお父さんが、お父さんの車に乗らずにタクシーに乗ったんです。それでボクは「まさか、本当にまさかうちのお父さんが…、あり得ない」、そのように思いました。
――幼いユンホさんが受け入れるにはあまりにも大きなことじゃなかったですか。
まだ、「まさか」までだけ考えていたんです。もちろん、お父さんを信じますが、でもまさかそうではなかった時には息子がお父さんにダメなことはダメだと果敢に話ができるのが真の勇気だと考えたし、ボクが男なので、これがうちの家族を守るために唯一の必要なことだと考えたんです。
それでついていったんですが、お父さんがある建物に入っていくのです。「あれ、あの建物は初めてみる建物だけど」と思い、間違いない、ボクが入っていけば家庭が壊れることになり得るので、お父さんが出てこられるまで待ってみよう。それで万全の準備をしてそこを立ち去ろうとしたら、お父さんが突然、降りてこられるんですが、新聞のようなものをたくさん持って降りてこられて、今度は他の建物に入られたんです。「あれ変だな」と思っていると、また違う建物に入られ、また違う建物に…。
分かってみると、新聞を配っていらっしゃったんです。その当時、お父さんは経営者として大きな事業をしていたんですが、IMF金融危機を迎えて、小さな事業の経営を助ける立場になられ、これではダメだと考えて新聞配達までされたのでした。
――経済的にその当時、たいへんだったんですね。
ええ、たいへんだったので。それで重要なことは、お母さんも知らなかったということです。
――新聞配達をしていることを。
はい、とても衝撃を受けていらっしゃいました。お父さんが4時にでかけるのが新聞を配っていたということに…。また、それを見た息子のボクの心としては、「ああ、本当にしっかりと生きていかなければならない」と思いました。
――しっかり生きていこうという心よりも、まずお父さんを疑ったという自体が、とても大きな過ちでは…。
もちろん、それはそう思いましたよ。でもその後に、お父さんが本来、働く会社に行かれて仕事をする姿を見ながら、本当に感動をたくさん受けたんです。「ボクが成功したら、うちのお父さんだけは、お母さんだけは、妹だけは、本当に幸せにしてさしあげなければならない」
そう思ったんですが、ところが、もっと衝撃的なことはお母さんでした。これは本当に最近、まだ分かって1月にもならない話なんですが、お母さんがずっとフィットネスを続けてきているのに、体重がむしろ増えているようなんです。フィットネスを8年か、7年続けているのに…。変じゃないですか。これは、本当に初めて公開する話であり、お母さんのことを考えたら、息子としてこれをいっていいのか悪いのか分からないんですが、結局、お母さんは実は運動に行かれておらず、お母さんもその時から工場に働きに行っていたんです。
そして重要なことは、現在までも、お父さんとお母さんが、そのような仕事を同じように続けているということなんです…。
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