[マシッタ韓国] 甘くて癒される「ペックルチム」! | 韓国・ソウルの中心で愛を叫ぶ!

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ポッドキャスト韓国語マガジン“サランヘヨ・ハングンマル”の編集長が、韓国と韓国文化の見つめ方を伝授します。


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昔から、韓国人は、喉風邪(韓国語でモッカムギという)を引いた時やその予防のために、梨を食べます。漢方に基づく知識ですね。


風邪の時に飲む生姜茶(センガンチャ)も、喉をやられた時には、梨とトラジ(キキョウの根)と干したナツメを入れて煮込みます。


さらに、喉をやられた家族のために、お母さんが作る温かい愛情料理。それが「ペックルチム」(배꿀찜=梨ハチミツ蒸し)なのでした!遠い昔からこの国に伝わる先祖の知恵で、もっと古くは、お隣の中国の孔子の時代の古典にも、弟子の曾子(そうし)がこれを奥さんにつくらせる話が出てきます。


つくり方:


①梨の上の部分を薄く切って、それをふたにします。


②中の身をくりぬいて取り出し、種を除いて、小さめに切って(あるいはすって)、干したナツメと刻んだ生姜と一緒にして、もう一度戻します。高麗人参を入れたり、松の実を入れることもあります。


③ハチミツをたっぷり注ぎ入れます。


④ふたをして、蒸し器の中で、30分くらい蒸すとできあがり!



中の梨がハチミツに溶けて柔らかくなり、寒さに弱った体があったかくいっぺんに癒されていく感じです。乾燥して気温も下がる今の季節、予防のためにも温かくして召し上がってみてください。(^▽^*)♪



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蒸し器で蒸す前。赤いのは干したナツメ(대추)。


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