オン・サイド・プレイヤーのブログ -2ページ目

魂こがして・・・

■8月1日(金)から3日(日)の三日間、大分県の鯛生金山スポーツセンターで、「九州ジュニアラグビー選手権大会(新島杯)」が開催され、我が鹿児島Jr.(中学部)は、鹿児島県代表チームとして参加しました。ぺこ
 1日(金)に行われた第1戦の「対長崎ラグビースクール戦」では、前半、相手のスピードのあるパス回しと集散に出足が遅れ、連続失点ガーン 後半は、修正して互角に展開したものの、前半の失点が重くのしかかり、「まさかの敗戦」ショック!
 しかし、一夜明けて「背水の陣」で臨んだ翌2日(土)の第2戦「対佐賀ラグビースクール戦」では、前日とは打って変わって、開始早々から素早い「プレッシャー」で相手の出足を止め、「前日の敗戦で、モチベーションが急降下したのでは・・・」というスタッフや保護者の不安を払拭。後半は、「豊富な運動量」でトライを量産。三年生にとって最後の公式戦となる試合を「価値ある勝利」で締めくくりました。チョキ
 残念ながら上位入賞はなりませんでしたが、県外のトップチームを相手に、前日の敗戦を引きずることなく、「ノーサイドのホイッスル」まで、がむしゃらに前へ出続けてくれました。
 そう「魂こがして!!」・・・

【対戦成績】

 <VS長崎ラグビースクール>  鹿児島Jr.●  7-43 ○長崎RS
 <VS佐賀ラグビースクール>  鹿児島Jr.○ 36- 5 ●佐賀RS

★★<あるギャラリーの独り言>★★ 

 三年生にとっては、これが最後の公式戦。ともに厳しくつらい練習に耐え、ともに戦ってきた「仲間たちとのチーム」は、これで一旦「解散」。いつの間にか、すっかり厚く、たくましくなった彼らの胸に去来するものは、果たして何だろう。
 「ためらいながら近づく未来」、「矢のように飛び去る現在」、そして「永遠に静止した過去」・・・「涙があふれて止まらない」・・・それはきっと、「彼らにしか分からない聖域」。
 ただ、彼らにとって、鹿児島ジュニアが「最高で最愛のチーム」であったことは、「疑いようのない真実」。
 その「聖域と真実」は、彼らの心の奥底で、いつまでも「燦然と輝き続ける」に違いない。これで終わったわけじゃない。君たちの人生は、たった今始まったばかり。そう「ラグビー」とともに・・・・・・・「NO RUGBYFOOTBALL NO LIFE!!」

『ラグビーは少年をいち早く大人にし、また大人にいつまでも少年の魂を抱かせるスポーツである』
~元フランス代表主将 ジャン・ピエール・リーヴ~

ファンタジスタ・・・

■8月2日(土)。小学部の中学年・低学年は、鹿児島県ラグビー協会主催の「アンダ-10(4年生以下)」の交流戦に参加し、競技場に駆けつけていただいた保護者の皆さんの「大声援」をバックに、中学年が2戦全勝(うちひとつは完封勝利)、低学年(A、Bの2チームでエントリー)が4戦2勝(2敗)と「大健闘」しました
o(〃^▽^〃)o
 日頃の練習の成果をいかんなく発揮し、「サイン」によるクロスプレーやブラインド攻撃、リターンパス、フェイント、カットインなど「大人顔負け」の華麗なプレーが随所に見られ、加えて展開もスムーズで、「チームの完成度」が高くなったという印象でした。
*んん・・・ジュニアの小学部プレーヤーは、「ファンタジスタ!!目

【対戦成績】
<中学年(3、4年)> 
 鹿児島Jr.○50-0●鹿屋ラグビースクール  鹿児島Jr.○45-15●鹿児島オールブラックス

<低学年(1,2年及び未就学児)>
 鹿児島Jr.B○15-10●国分B  鹿児島Jr.A●10-25○国分A
 鹿児島Jr.B●0-30○ブロンコス  鹿児島Jr.A○35-0●鹿児島オールブラックス

クライマックス・・・

■去る7月24日(木)、「鹿児島県ジュニアラグビー選手権大会」の決勝戦で、中学部チームが、「ラ・サール中」と対戦しました。「九州ジュニアラグビー選手権大会(新島杯)」出場の権利を獲得した第1戦と同様、「74対0」の「完封」で勝利し、加えて「優勝」という「最高の結果」で、九州大会出場に花を添えました。
 なお、「九州ジュニアラグビー選手権大会(於:大分県鯛生金山スポーツセンター)」は、来る8月1日(金)から3日(日)、計三日間の日程で開催されます。本大会は、年間の公式戦の中でも「最も華やかな大会」。選手たちは、この大会のために一年間ハードな練習に耐え、「ストイックな日々を送ってきた」と言っても過言ではありません。また、3年生にとっては、「現メンバー」で臨む「最後の大舞台」。皆それぞれテンションは違っても、すでに「昂ぶる思い」は最高潮に達し、心身ともに「臨戦態勢」に入っていることでしょう。まさしく「鮮烈のクライマックス・シリーズ」の幕開けです。初戦の相手は「長崎ラグビースクール」。「キックオフのカウントダウン」が始まっている中、高田主将に「県大会決勝戦の振り返り」と「九州大会を間近に控えての心境」を聴いてみました。

★★★県大会の振り返り★★★

 『大差で完封勝利できたものの、練習でやってきたことが全くできていなかった。また、40分間走り切ることはできたけど、肝心なところでのミスが目立ち、まだまだ課題の残るゲーム内容だった。ゲーム中もっともっと集中して、一人一人が自分のやるべきことをしっかりやって、得点に結びつけたい。』

★★★九州大会に向けて★★★

 『3年生にとっては、これが最後の試合になるし、このメンバーで闘うのも最後。今までやってきたことを全て出し切り、悔いの残らないよう全力で闘いたい。「鹿児島ジュニア史上、最高の試合」にしたい。』

■んん・・・・メラメラキャプテンは、全てを冷静に理解しているようですね。いやっ!メンバー全員が「同じ思い」だと、信じて疑いません。グッド!
 そう・・・・
 『最も大事なことは、勝ったか負けたかではない。
  闘ったかどうかだ!
  持てる力を惜しみなく出し尽くすことで、
  「感動への扉」が開かれるはず!!』

最高のパフォーマンスを・・・

■7月20日(日)、21日(月)の2日間、小学部高学年(5,6年)、中学年(3,4年)は、「宮崎青少年自然の家」で、恒例の夏合宿を実施しました。 2日間とも炎天下で、コンディションとしては、かなり「過酷」な状況。初日には、猛暑に体力を奪われ、ダウンする選手が目立ちましたが、宮崎の各クラブ チームとの「練習マッチ」を何試合もこなし、何とかこの2日間を乗り切りました。
 子供たちにとって、「きつい」合宿だったのは想像に難くありま せん。しかし、この時期の「合宿」は、6年生にとって、小学生「ラグビーライフ」の集大成の場となる、マイクロソフト杯(8月、阿蘇で開催される「九州少 年ラグビー交歓会」)で、「最高のパフォーマンス」をみせるために、避けては通れない「正念場」。
 8月に向けて、すでに第4コーナーを通過して、最後の直線!!修正すべき課題も見つかったはず。
 あとは、ラストスパートだ!!

*子供たちの「日焼した顔」は、彼らがまた一歩「成長した証」!!
 「帰りのバス」の中では、ご想像通り、
 「生き返った子供たちの大きな笑い声」にも
 「くたびれ果てた大人たち」は・・・・・
 「無言」   もしくは・・・
 「曝睡」ぐぅぐぅ<途中、陸パパの「一喝!」はありましたが^o^>

■『生物の中で、人間だけが笑う。人間の中でも賢い人ほどよく笑う』
   ・・・【ユダヤの格言】皆、かしこいぞ~目

*二日間同行して、子供たちの面倒を見たり、「買い出し」に行っていただいたりと、献身的な支援をいただいた「母親会」の岩下さん、迫さん、井上さん、本当にありがとうございました。

真夏の完封ショー・・・

■九州大会の予選となる鹿児島県ジュニアラグビー・クラブ選手権大会が、「ふれあいスポーツランド」で開催された。我が鹿児島Jr.は、終始ボールを支 配、展開力とスピードで圧倒し、11トライの猛攻で、相手チームの「鹿児島オールブラックス」を退け、「めでたく」九州大会へのチケットを手に入れた。お めでとう!!チョキ

【対戦スコア】

 <前半> 鹿児島Jr. 33-0 鹿児島オールブラックス
 <後半> 鹿児島Jr. 30-0 鹿児島オールブラックス
 <合計> 鹿児島Jr. 63-0 鹿児島オールブラックス

【トライシーンの全容】

 ★先制トライ・・・
  相手ゴール前ペナルティで、SH「家村竜太朗」がサイドへ切れ込み、
  フォローしたPR「慶将人」が強引に押し込み、先制のトライ。
 ★2nd・・・・・・
  同じく相手ゴール前のペナルティで、右ラインへの素早い展開。
  最後はWTB「玉利友聖」が、インゴール右隅にトライ。
 ★3rd・・・・・・
  やはり相手ゴール前ペナルティから、左へ展開。
  最後はWTB「熊迫大海」がインゴール左へトライ。
 ★4th・・・・・・
  ラックからPR「慶将人」が、相手ボールをジャッカル。
  ゲインラインを大きく突破し、バックスへ展開。
  最後はWTB「熊迫大海」が俊足を飛ばし、ゴール左へトライ。
 ★5th・・・・・
  相手ゴール前、主将のLO「高田将侑」が縦に突進。
  ポイントをつくったところでSH「家村竜太朗」
  が右ブラインドに飛び込み、トライ。
 ★6th・・・・・
  ハーフウェイ付近からのペナルティで、左ラインへ素早い展開。
  最後はWTB「池田義隆」が巧みなステップワークで相手ディフェンスを振り切って、
  ゴール左へトライ。
 ★7th・・・・・
  ハーフウェイ付近のラックから、右へ展開。
  相手ディフェンスの裏に入ったWTB「玉利友聖」が、
  40m独走トライで「韋駄天」の本領発揮。
 ★8th・・・・・
  ハーフウェイ付近からの相手ボールスクラムから、
  こぼれたボールを奪い、右へ展開。最後はCTB「篭原亮」が持ち前の突破力で、
  ゴール中央右へトライ。
 ★9th・・・・・
  ハーフウェイ付近から、FW「西薗悠人」が、
  複数の相手ディフェンスを引きずりながら縦へ突進。
  そこで形成されたモールから左へ展開。
  ボールを受けたCTB「篭原亮」がそのまま中央を突破し、連続トライ。
 ★10th・・・・・
  ハーフウェイ付近からのペナルティで右に展開。
  1年生ながら、攻守のバランスがいい公式戦初出場の
  快足CTB「徳田隆之介」が40mの独走。
  ゴール直前で、相手の必死の背面タックルを受け、
  同じく公式戦初出場のWTB「吉村連太郎」にパス。
  そのまま「グランディング」してトライ
  (超スーパー・スローなグランディングでしたが・・・OK!!)。
 ★11th・・・・・
  自陣10m付近からのラックから主将のLO「高田将侑」が、
  相手ディフェンスを切り裂き、ダミーで敵を翻弄し、50mの独走トライ。

★★★トライした選手、それをサポートした選手、皆がMVP。
                 これぞジュニアの真骨頂!!★★★


【岩切総監督のコメント】

 『コーリングやフォーメーション、ゲームプランなど、先月の福岡遠征で強豪長丘中に勝利したゲームと比較すれば、その内容は格段に悪かった。ただ、悪いなりにも大差で、しかも「失点なし」という点は評価してやりたい。安心して見ていられたのは、彼らが実力をつけた証拠。初心に戻って九州大会に臨みたい。』

<あるギャラリーの独り言>

 相変わらず、辛口なコメントの総監督でしたが、「満面の笑み」。
 うだるような暑さの中、後半スタート直後は、バテて動きが止まった時間帯もあったけど、最後まで気持ちを切らず、ひた向きにゴールラインだけを目指して、ゲインラインを押し上げ続けたあなた達全員が「リーサル・ウェポン!」