ヤノとレッドシューズ(笑) | 秋村恵丈のSO WHAT?

秋村恵丈のSO WHAT?

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まだ八代に俺がいる頃の
東京ライヴツアーの時の話だ。

登場人物はヤノ…

お待たせしました?

ん?(笑)


ある日
宿泊先のシノミーの家で
くつろいでた俺の横に
正座してくる誰かの気配が…

ん?

ヤノだ(笑)


黙って座ってる…

ん?

この野郎
また何かやりやがったか?

「なんだよ?」
と俺

その瞬間ニタリとヤノが笑い

「ボス!
競馬で大勝ちしたんですよ」
と言う

ふ~ん…

で?

「あの~西麻布の
レ、レ、レッドシューズ(笑)
に飲みに連れてって
もらえませんか?
金は自分が全部払います!」

とヤノ

ふ~ん…

別におごってくれなくても
いいけど

「ええよ」

と俺



そこで夜に行く事に…

当時レッドシューズといえば
外タレ、芸能人、モデル(笑)
のたまり場だった。



さて店内に入ると
完全に
おのぼりさん状態のヤノ(笑)
キョロキョロと
不審者かお前(笑)

ふ~ん…

こいつでも
緊張する事あるんだ…

店内の知り合いのスタッフに
挨拶してど真ん中のテーブルに案内された。
ヤノをみると
キョロキョロと

完全な不審者(笑)

お前落ち着けよ(笑)


ボーイがオーダーに

まずヤノに聞いた…


するとこの野郎
俺の顔を涙目でずっと
見つめてた(笑)

はぁ?(笑)

早く頼めよ(笑)


バーボンでいいな?
と俺が助け船を出すと
黙ってうなづく


そこでボーイが
ロックになさいますか?
ソーダ割になさいますか?
とヤノに聞いた…



緊張してるヤノが
震える声で一言





「そ、そ、それでいいですう…」



はぁ?(笑)

だからどっちだよ(笑)


全員大爆笑…(笑)




その後、酒も回り
リラックスしてきたヤノが
俺にこう言い放った。



「いや長音記号1ボス!
俺もこんな店が似合う男に
なったもんですね~~♪」


その言葉が終わった瞬間
丈慈の笑顔のパンチが
ヤノの頭に炸裂したのは
言うまでもない(笑)





やっぱりこの野郎は
人生舐めてる…



(笑)




U2
スィート リトル シング



ヤノ
ありがとう(笑)
お前のおかげで
ネタ困らないよ(笑)

まだまだあるんだよな…
この野郎の話

でもヤノ
楽しかったよな
あの頃…

こうやって書いてると
懐かしくてな

いろんな思い出
ありがとうな…

一言言っていいか?




でもやっぱり
この野郎は
人生舐めてる…


(笑)



秋村恵丈ソロ
アコースティックライブ


12月11日(日)
開演7・30
高円寺 ライヴハウス稲生座

12月18日(日)
開演6・00
東十条
Jigger bar
DEDE