たった一手、足場を固めるだけで自然と勝ててしまう知恵
お久しぶりですリエです最近はそらかぜさんにブログをお願いしていましたが今日の対局が面白くてシェアさせてもらおうと思い、戻ってまいりました!(笑)最近、囲碁場では9路盤から13路盤、19路盤と盤を広くして対局しています今回の対局は13路盤。インストラクターのそらかぜさんが、多面打ちで打ってくれました(多面打ちというのは、1対多で打つことです)私は置き石を2コ置かせてもらい、打ちました。最近の私のテーマが「ややこしいところにあえて突っ込んでいく」だったので(笑)白の間に入り込んで打っていきました!その甲斐あってか盤面も戦いが多い、ややこしい展開に!(笑)お互いが分断し、分断されどっちが生きるか死ぬか?という展開になっていきましたその時・・・・「あっ」(あーここ、もう取られちゃいますねぇ。。。)先が見えてしまいました(笑)(あーあ、終わった。。。)大きく石を取られてしまいました。。。結果は惨敗。。。陣地の4分の3は取られてしまいました。。。********************対局を振り返ります。そら 「ここちょっと気になるな。これはどうしてここに打ったの?」りえ 「ここは分断したくて、あえて突っ込んでいったよ」そら 「ふむふむ。ここは??」りえ 「そこは~白から離れておいた方がいいかな~って思って」そら 「ここちょっと弱かったかも。これで白が楽になっちゃったから」やはり、いつも盤面の最初の方に、敗因があります盤面の最初の方は、自分の認識というか心の状態がダイレクトに反映されることが多いですしかし、今回心に残ったのは違うところでした(おい)そのシーンとはそう、さきほどの「あ…取られた。終わった…」のシーンです石が取られることで、こちら側が完全に分断され弱体化した、あのシーン!(笑)そら 「これさ、白を取りに行ってるけど」りえ 「そうそう、早く取りに行かないとな~と思って」そら 「黒の形があまりよくないから、土台が心配なのね」りえ 「確かにそうだよね~(でも攻めたい…)」そら 「これ、ここ一手って守っておけば、全然平気だったんじゃない?ほら、こんな感じで」りえ 「え…っ!?」そら 「ここ守っておけば、攻めなくても、 自然にしてたら相手が負けちゃう感じ」りえ 「・・・!?!?!?!」な、なんだいそのかっこいい手は…自然にしてたら相手が負けちゃうとか武道の達人かよなんということでしょう。。。たった一手で大きく石を取られ惨敗する結果もあればたった一手で自然に勝ってしまう結果もあるなんて…衝撃でした********************日常でもあるんでしょうね~こういうこと。ひとつ土台を固めておけば超スムーズに事が運ぶのに焦って前のめりになったために余計面倒になるようなこと例えば…自分の予定とか計画や夢を仲間に話しておいたらスムーズに協力を得られたのに、シェアせずに進めたため最終的に誰もついてこなくなっちゃった、とか目先のスキルの向上ばかり追ってしまい、大事なマインドの部分をおろそかにして、結局余計に時間がかかることになった、とか下書きをおろそかにして、いきなり清書に入ったため、修正に余計時間がかかったり…下書きの段階でクライアントに確認せず、清書に入って修正が大変になったり…とかね…(経験済み)焦りの感覚が出てきたときには、ちょっと立ち止まって一呼吸!必要な一手を打ってるかどうか確認すると楽になることがたくさんありそうですね!今日はこの辺で! 【編集後記】今日も読んでいただきありがとうございました私は、「努力」「根性」「死ぬ気で」という言葉がちょっと苦手です。。中学受験をしたんですけどその時に、本当に死ぬ思いをしたのでもう同じあの苦しみは味わいたくないとなっているのです(笑)だから、今回みたいに「必要なところに石が行っていれば、自然にしてるだけで勝てる」これはいいな~ってHITしました日常でもがむしゃらになる前に人に相談してみたり・・・自分だけで解決しようとするのをやめていこうかなと思いました今日もありがとうございました