先週土から週末の長時間稽古が始まった。

12時20分~22時

休憩を抜かすと約9時間の稽古。

勿論、役者陣は自分のシーン以外は自主連になるわけで。

シリアスなシーンの後ろで踊っていたり、お笑いコンビの本番前のように壁に向かって練習したり、イヤホン付けながら自分の世界に入ったりと、様々な形で自主連している。

せっかく稽古場に来ているのだから、時間は大事にすべきだ。

時には3分の1も演出家との稽古ができない時もあるだろう。

でも、一人じゃできないこと、家じゃできないことってあるよね。


動き回る、声を出す。

ふと疑問に思ったことを役者間、演出家と話す。


覚えた台詞・動きに感情を入れ、何度も繰り返してる内に新たな発見や更なる疑問が生まれたりする。
それが一番大切なのではないだろうか。


演出された動きに魂を入れるのは役者の仕事。
決められた動き・感情をなぞるだけでなく、それを自分のものにしないとお客様には伝わらない。

台詞を覚え、動きを覚えたなら、魂を入れる。
もうその時期に来ているのではないだろうか。


長い稽古時間になったからこそ、時間をどう使うかが大切なんだと思う。


そんなことを思う3連休明けの出勤途中でした。