【長編】ほん田仕込みの濃厚豚骨魚介ラーメン | アリタコージのおままごと

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【長編】
長いです。今回は長いです。
凄く切り詰めた体力を使う新しいアウトプットに頭をスイッチしてるとどうしても小出しにブログをジャブする事が難しくなってくる(何とか改善していかなければならない所)



本による手倣いが一番しっくりくる。



かくいうボクは━━━━



柴田書店マニア
買う料理書はほぼ柴田書店。

だって質が良いんだもん!!!



つーことで。
サンマ節や焼きアゴ、サバ節なんかを一昼夜水出ししていく。



そして同時進行で辣油。
Twitterには「童貞めし」という自作料理のアルファな方が居てそのレシピで辣油を作ってみようやってみようってことで。




まーずはなんにも腹の足しにならない豚ガラと背ガラ。



血抜きに一昼夜。



そうこうしてる間にマルコポーロ一味とテヘ唐辛子を桂花陳酒で寝る。



桂花陳酒ってのは金木犀フレーバーがついた白ワインね。



結構な粘度まで練れる。



長ネギやクローブ、八角、シナモン等



きれいに濾したら



これもんでござんす!
今回は使わないけど改めて担々麺を作成する際に使う。



━━━━あくる朝
ワインかなーってくらいに血がガラから出ている。



水を取り替えやっとこ火入れに取り掛かる。



一晩水出ししといた魚介とトロ火でじっくり火入れ。



辣油ふつくしい!!!



灰汁取り楽しす!!!



バラ肉でけえな!?



豚ひき肉なんかを火にかけて豚のエキスを抽出し魚介と合わせていく。



魚介スープ完成。
すっげぇ重厚なのが引けてる。



こいつらは取っておいてまだまだ使うのさ。



BBBも煮えた!!!
(2時間)



中華そば(試作)



余りにも魚介が強く引けたのでマルタイの乾麺を使用して試作。

うおおお!!?!!?!?

今までで一番キマった煮干し。

すげぇな正規レシピは。
これで半分くらいの労力。



伊藤ライクなバラ肉になっちまってる。



味玉ちゃんもばっかーーーんってな具合で。



こんな楽しいことまだまだ終わるはずないだろうが!?



2時間半58℃。
これでいい。
これ以上ダラダラと火入れしても肉がダレるしきっかりを狙う。



バラ肉はドボ漬け。



スープもそれなりに乳化してきた。



んっ!?



はいぃ!?
まぁ長い仕込みの暇つぶしってやつですわ。



背ガラ投入チャンス!!!



背脂もガッツリでっす!!!



モミジなんかをエフェクトしてもうこりゃ贅沢スープ間違いないやーつ。



横で暇つぶしのかぼちゃ。



枝豆なんか剥きつつの。



んんん、なんかもう家庭的ではないような。。。



適宜裏漉ししつつ。



型に入れて一晩寝かす。



2時間半卒なく。



一番スープも架橋。



ド乳化wwww



続いてモミジや鶏皮なんかを加味しつつ二番スープにとりかかる。



骨の髄まで抜いちゃうよん。
魚介の出汁ガラなんかもプラスしつつガンガン炊き込む。



やっゔぇえの引けたぁ。。。
とにかく魚介の出汁ガラいれると底がアタりやすいので注意するです。

 

だいぶ調理場も荒れたので一旦クリーンにリセット。
こういうの重要。



凍南瓜(ドンナングワ)

蒸して裏漉しした南瓜と手で千切った南瓜を生クリームに混ぜ込みゼラチンで固める。
枝豆なんかを散らして食感にする。



こういうちょっとした手倣いでも手数が増える。
少しずつやってくのさ。



肩ロースも火入ればっちり!!!



一番と二番の豚骨を組み合わせスープの仕上げ。



整った。
自身最濃。



肉祭り!!!



かかってこいやレッドロック。



つまんで食います。おいひいれす。



さぁ整った!



派手にカマそう。
 

2日かかった。



なんとなく全力をぶつけるこの感じ。



キライじゃないねぇ。



【自家製麺】ほん田仕込みの特製濃厚豚骨魚介ラーメン



ビジュアルはキマったぁあああ!



麺もかん水の配合を変えてから調子良さげ。
しかしもっと心の味の強めな麺に幅寄せしたい。
やはり製麺機がもう必須なところまできている。

カエシがかなり弱めだったがスープが強烈に強い。
こんなスープを引いたのは初めてだしやはりレシピ様々。
これでべんてんやとしおかも追随出来そうな気がしてきた。

香味油は宝石油に鶏油、煮干し油。



オーブンでガチ火入れするとすこし通り過ぎる印象。
今度は本式通りオーブントースターでやってみるか。



バラも昔の煮豚仕様だがうまし!
はよ吊るし焼きやりたひ。。。



辛味噌は味噌、一味、豆板醤、にんにく、ごま油、白ゴマ。

要は東松山を模した。



味玉も具合よし。

すげぇ勉強になったな!?

やはりこういう嵩上げの修練は人生にとって必須な行為である。

有意義だった。