皆様、あけましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いします。今回は目一杯昔を回顧したわたし自身のエピソードとなりますのでご了承ください。
【絆・火曜コラム】を継続して丸2年が過ぎました。
私達、絆の会のメンバーが初めて集まったのが平成21年の11月1日。実際の活動が始まったのが平成22年の月初ですから、そこからちょうど丸2年です。
そもそもの目的は、「相続」というテーマを中心とした他士業との交流でした。
日々個人で仕事していくうえで、それだけで今は十分かもしれませんが、プロフェッショナルと呼べるには、非常に能力の高い専門家と連携することが必ず必要になるはずだと確信しました。
私と同じ思いを持った後の仲間たちから同時に多数手が挙がり、心が熱くなったのを思い出します。
月一回の勉強会や相互間の協業を通じて、2年で当初私が想定する状況、つまり説明なくとも信頼できる関係が構築できたと思っています。
税理士という業種を取り上げても、得意とする分野はあります。相続についても得手不得手があります。そんな中で私自身は、「相続」の税務に関しては間違いなく自信を深めました。当会のおかげです。
他のメンバーたちはどうでしょうか?
一方、本当に私ごとですが、私自身税理士として独立開業して4年が過ぎました。
当会を企画したタイミングは開業して2年が過ぎようとしたとき。
そのころの考えと今の考えは同じといいたいところですが、変わったところがあります。
一番変わったところは「時間」です。
時間の観念がここ2年で劇的に変わりました。といいますか意識的に変えました。
企画時(つまり2年前)は、時間を惜しみなく使い、そこに結果を求めていました。
きめ細かさ、柔軟さ、親密さというところでしょうか。
そのように行動しているとある時から「時間」が足りなくなってしまいました。
しかしクライアントからの要望は高まるばかり。CSを下げるわけにはいかないと思い
考えたのが、アウトソースです。
私でなくてもできることはどんどん外注し、逆に私だと時間コストがかかるもの、
つまり他の専門的知識が必要なものはその専門家にゆだねることです。
そして、私だけしかできないことに今まで通りの時間と手間をかけるのです。
このことを積極的に行うようになり、CSを下げずに「時間」をコントロールすることに
取り掛かることができました。
このことについて深く言及すると、ン長くなりますのでこの辺で省略しますが、
とにもかくにも今の私の存在はクライアントはもちろん、支えて頂いているたくさんの優秀な専門家です。
最後は尻すぼみになってしまいましたが、今年はさらにたくましく仕事をしていきたく思います。
今年もお互い良い年でありますよう祈念し、新年のあいさつとさせていただきます。