「行こうぜ」
 慶の目は輝いていた、相当楽しみならしい。
 「どうやって、学校に忍び込むんだ?」
 「学校の2階の窓はセキュリティがかかってないらしいから、そこから入る」
 「で、方法は?」
 

 きょとんとした顔をする慶、まさか何も考えてないわけじゃないだろう。
 「登るしかないだろう」
 「どうやって?」
 「普通に」
 「よじ登るのか?」
 「そう」
 

 ため息をつく、俺はまだ登れるが未来は無理だろう。慶の考えだから絶対どこか抜けてるとは思っていた
 「未来はどうやって登るんだよ?」
 「そりゃあ一緒に登るんだよ」
 「だから、女子にそんなことができるかって言ってんの」
 そう言ってやった、そうすると慶はやっと気付いたようだ。
 「とりあえず、慶登れ、俺も登る」
 

 慶はすんなりと登る、身体能力だけは高いからなあいつ。俺も続いて登る、意外に簡単に登れた。
未来が下から見上げている。俺は慶に足を持っていろといって、2階からさかさまになって手を伸ばす。
 

 「未来掴まれ」
 黙って俺の手をつかむ未来。慶と力を合わせてなんとか持ち上げる。
 「お前重くなった」
 いい意味で言ったのだが、なぜかものすごい怒っていた。
 「俊のアホ、バカ」
 「なんだよ、成長をほめてやったんじゃないか」
 「おーい、俊、未来行くぞ」
 

 慶が呼んでいる、ってもう窓開けてるし、いったいどうやって開けたんだ。




 
 年納めの小説書かせていただきました。
 来年もがんばりますのでよかったら読んでやってください。
 皆さんにとって2012年がいい年になるように祈っています
「未来は怖いなら家にいてもいいぞ」
 あまり乗り気ではなさそうな未来に言った。すると意外なことに
 「馬鹿にしないで、私だって行くよ・・・多分」
 


 最後の言葉が気になったが突っ込まないでおいた。
 「じゃあ9時に校門な」 
 「あぁ」
 「うん」
 そして夜の学校に忍び込むことになった。授業が終わり帰宅する。未来は家が近いので途中まで一緒に帰る。
 「ほんとに行くの?」
 心配そうな顔で言ってくる。俺も全く怖くないといえば嘘になる、女子からすれば相当怖いことなのだろう。
 「さっきも言ったけど、怖いなら来なくてもいいぞ」
 「だって・・」
 

 なにか言いたそうだったが、結局何も言わなかった。そして未来と別れたあと家に帰る、とりあえず最低限必要そうなものを、懐中電灯と慶が腹減ったとか言い出しそうだから菓子も準備しておく、
約束の時間までテレビでも見て時間を潰す。
 

 このときに行くのをやめておけばよかったのだ。
 9時に校門に着いた。2人はもう来ていた、おそらく一番最初に来たのは慶だろう。
 
 「遅いぞ俊、俺が一番先について暇だったんだからな」
 やっぱりそうか、未来が来たのは意外だった。家で待っててもいいと言ったのに。
今俺たちはとても後悔していることがある。あんなことしなければよかったと。
 1週間前、俺たちはある怪談のことを話していた。
 「おい俊、うちの学校の7不思議って知ってるか?」
 


 そう言ったのは幼いころからの友人、藤本慶介、おれはいつも慶と呼んでいる。
 「うちの学校にそんなのあるの?」
 

 俺が返事する前に答えたのは上本未来、未来と書いてみくと読む。
 「しらないな、うちの学校にそんなのあるのか?」
 「ああ、あるらしいんだよ7不思議って7つ全部知ると不幸になるらしいんだけど6つは大体の生徒が知ってるぜ」
 いや俺は一つも知らないんだがと心の中でツッコミを入れる。
 「それで、お前は知ってるのか?7不思議全部」
 「もちろん、でも不幸にはなってないぜ」
 「なんか怖いね、大丈夫なの?」
 


 昔から心配症の未来。俺たちはいつもこうやって3人で話していた。小さいころから幼稚園、小学校 中学とずっと一緒で、いわば幼馴染だ。
 「それで今夜その7不思議の7つ目確かめに行こうぜ」
 
 いきなり言いだした慶、未来も驚いている。昔から無鉄砲なところがあるが、まさかこんなことを言い出すとは。
 「別にいいけど、どうやって夜に学校に忍び込むんだよ」
 「えぇー、私いやだよ怖いもん」
 


 未来も女の子らしくなったんだなと思う。昔は男勝りでスポーツなんかは俺や慶より強かった気がする。そんな二人をまとめるのはとても疲れる仕事だった、でも楽しい時でもあった。
 「それならもう手配してある、そこは任しとけ」
 
 自信満々に言う慶、それを勉強に生かせよと心の底から思う。慶は昔から運動はできるが勉強は得意ではない。でもこういうことには知恵が働く。
明日から新年ですね気まぐれ小説ブログ☆小説以外もありますが-M_01_30_10_16001788.gif
 
 
皆さんは何して過ごすんですかね気まぐれ小説ブログ☆小説以外もありますが-M_01_30_10_13008091.gif
 
 
自分はテレビを見るだけです気まぐれ小説ブログ☆小説以外もありますが-emojiD_01_047.gif
なんと寂しい気まぐれ小説ブログ☆小説以外もありますが-M_01_30_10_16000925.gif
 
 
その間に小説考えないと気まぐれ小説ブログ☆小説以外もありますが-M_10_30_10_13008074.gif
 
ガキの使いが楽しみです気まぐれ小説ブログ☆小説以外もありますが-M_01_30_10_13008982.gif
自作小説無事かきおわったのはいいんですが…
 
 
やっぱり少し寂しいです、愛着のある作品だったので気まぐれ小説ブログ☆小説以外もありますが-17348642.gif
 
 
次の小説の案はあるのですが、恋をすることの5年の間を描いてみたい気もします気まぐれ小説ブログ☆小説以外もありますが-M_26_30_10_13005433.gif
 
 
まぁ誰も見てくれなかったら意味ないんですが気まぐれ小説ブログ☆小説以外もありますが-M_26_30_10_13006950.gif
 
 
明日は年末、来年はいい年にしたいです気まぐれ小説ブログ☆小説以外もありますが-23241625.gif