「で入り込んで何するんだ?」
 「言ったろ俊、7不思議を確かめるんだよ」
 「7つも見るのか?」
 「いや7つ目の怪談、光と影を確かめに行く」
 「他の奴は全部知ってるんだったな」
 


 さっきから気になっていたんだが、袖が妙に引っ張られると思ったら、未来が俺の袖を引っ張っていた。
 「なんで引っ張ってんだよ」
 未来は答えない、怖いのだろう、だから家にいろって言ったのに。
 「ところで慶、その光と影ってどうやって確かめるんだ?」
 「44分にトイレの鏡に、鏡を映すんだ、その鏡には名前を書いておく、3人分の鏡は用意してき」
 「そうすると何が起こるんだ?」
 「しらない」
 「しらないじゃねえよ、お前が知らなかったら何が起こるかわかんないじゃんか」
 「方法は知ってんだから大丈夫」
 


 俺はあきれ顔になる。とりあえず早く終わらせて家に帰ろう。これ以上は付き合っていられない。
そしてトイレの前にやってくる。ちょうど44分だ。さっさと終わらせようと俺は自分の名前の書かれた鏡を鏡にうつした。特に何もなかった。怪談なんてこんなものだ。どうせ何も起りっこない。
 「なにも起こらないぞ慶」
 「なんだ、でも俺も一応やっとくか」
 

 そう言って慶は自分の名前の書かれた鏡を同じように鏡にうつした。
 「ほんとに何にもねえな」
 「そんなもんだろ」
 

 未来はまだ怖がっている。いい加減なれてもいいと思うんだが。
 「未来はどうする?」
 未来は首を振っている。付いてきただけでもほめてやるべきか。俺たちは何もなかったことを少し残

 念に思いながら帰ることにした。その帰り道の途中慶が信じられない一言を言った。
 「おい俊、お前影がないぞ」




というわけで新年初投稿で小説の続きを書かせていただきました^^
あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします(^O^)/