大島です。11月2日から、「きずなメール石巻版」の配信を開始しました。

団体HPでのお知らせ

プレスリリース

事業としての「きずなメール」は、地域の人々や機関・団体と協働して、その地域ごとにローカライズして配信し、地域のきずなづくりをサポートするのが大きな特長です。

「きずなメール石巻版」における主たる協働先は、石巻赤十字病院です。配信されるメールには、定期的に産婦人科の先生やスタッフからのメッセージが入ります。さらに同地区の妊産婦さんに必要な最新情報、産後の子育てに関する情報が加わり、再び災害が起きたときには緊急時の連絡網にもなります。

震災の時に同院が果たした役割を思うと、とても光栄に感じるとともに、責任の重さに身が引き締まります。


【動画】
日本赤十字社/石巻赤十字病院~東日本大震災 初動の記録~



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「きずなメール石巻版」は、とても多くの人々の共感と協力に支えられて始まりました。僕らが何かをしたというより、「周りの人々が可能性を引き出し、道を示してもらった」という感じです。

赤十字病院の現場の先生方、スタッフの皆さんはもとより、日本プライマリ・ケア連合学会・東日本大震災支援プロジェクト(PCAT)の吉田穂波先生、太田寛先生、日本プライマリ・ケア連合学会副理事長の石橋幸滋先生には一方ならぬサポートとアドバイスをいただきました。この場を借りて、改めてお礼申し上げます。

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(左から僕、太田先生、石橋先生、松本。吉田先生が撮影)

日本プライマリ・ケア連合学会・東日本大震災支援プロジェクト(PCAT)

震災で多くの命が失われた同地区で、新たなの命が生まれること、きずなを育むことに、きずなメール石巻版が少しでも役に立てれば嬉しい限りです。石巻地区のママなら誰もが知っていて、愛されるサービスになるよう、これからがんばっていきたいと思います。