円空仏写真展 | 尾張風の会・一翔会の「絆」ブログ

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ふるさと、愛知県一宮市の未来を見つめる一翔会。
「実りある変革」を旗印に、一翔会の政策部門でもある「絆の会」が、ふるさとの優れているところや自慢できること、そして疑問点や問題点などを発信していきます。
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 一宮市西五城の五十住啓二さんの写真展「円空の祈り」が、2日から同市木曽川資料館で開かれている。五十住さんは12年にわたって円空仏を撮り続け、全国1350カ所の円空ゆかりの地のうち、220カ所を訪ねている。江戸時代初期、円空によって彫られた仏像は約12万体に及ぶ。それは円空が立ち寄った寺院の本尊だったり、秘仏として今に伝えられている。今回、会場には生誕の地とされる岐阜羽島中観音堂の本尊十一面観音像をはじめ、これまでに撮影した約80点が出品されている。余程の暗闇でない限り、ほんのわずかな自然光で撮影された円空仏は威厳に満ちている。「円空の当時の思いや臨場感、円空仏が放つ気を写し込みたい」という五十住さん、これを目標に掲げ円空仏の撮影を生涯続けるという。3月31日までが会期だが、開場はこの間の土曜日と日曜日となっている。(尾張風の会・情熱改革・ふるさと再生、髙橋一・たかはしいち)