一宮空襲 | 尾張風の会・一翔会の「絆」ブログ

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ふるさと、愛知県一宮市の未来を見つめる一翔会。
「実りある変革」を旗印に、一翔会の政策部門でもある「絆の会」が、ふるさとの優れているところや自慢できること、そして疑問点や問題点などを発信していきます。
<一宮市の今>が見えてくるブログをお楽しみに!

 72年前の12日夜から13日未明にかけ、一宮市は20機のB29編隊によって空襲を受けた。投下された焼夷弾によって被災したのは今伊勢、葉栗、西成など。これはまだまだ悪夢の序章だった。28日夜には260機のB29大編隊が夜空を埋め尽くし、中心部に大量の焼夷弾の雨を降らせた。市の8割が焦土と化し、死者727人、負傷者4187人を記録した。東京大空襲から逃れてきた人も、「東京の空襲より怖かった」と。実際、100平方メートル内に投下された爆弾の量は全国で3番目に多かったともいう。市内ではそれまで度重なる空襲警報が発令され、各町内では焼夷弾の火を消すバケツリレーや火たたきの訓練が行われていた。260機から投下された焼夷弾には、ただただ逃げ惑うばかりだった。平和を心から希求する。(尾張風の会・情熱改革・ふるさと再生、高橋一・たかはしいち)