1か月前のこと。

父親が自宅でぶっ倒れてました。

ゼーゼーハーハー。呼吸がスムーズにできないとのこと。

spo2 88% それりゃ~しんどいわッてレベルではない。

酸素療法適用数値です。

近医の病院を当たりつつ救急搬送も検討しながら

救急車を呼びました。

父親は「呼ぶな」「近所の人が・・・」とハーハー言いながら訴えますが・・・。

緊急事態であることを説明し渋々納得。

歩行もできずストレッチャーで救急車へ。

搬送され検査の結果、肺炎と重度な肺気腫とのこと。

1週間前はゼーゼー、ハーハーいっていなかったが…肺気腫?

急変も十分あるので治療方針を決めておきたいと主治医から。

父親も延命治療は望まないとのことであったためDNRでお願いしました。

1週間経過、治療、看護、リハビリのお陰で状態はよくなってきました。

本人は病気のことは知りたくない、言わないでくれ、家には帰りたくない、しんどくなったら怖いと言う。

入所する施設を探してくれとまで言い出した。

入院16日で退院→自宅近くの病院でリハビリ目的で約2週間入院となった。

リハビリを懸命にしたおかげで状態はさらに良くなった。

「家に帰るわ」と言い出し外泊訓練をこなしてきた。

しかし、思うように動けない身体、動くと呼吸困難感になるので

家か施設か迷っていたように感じた。

父親に自分の人生なので自分の思うようにしたらどう?と声掛けすると「家かな」と。

ただ家に帰るのなら、在宅支援を受けないと生活できないのではない?

そうやなと言いながらも「何とかなるか」みたな。

在宅看護師として必要な支援をケアマネさんと計画することを伝えるが

私のことを信じていないのようで・・・納得はしていない表情であった。その表情を見て在宅看護のプロよと心の中で叫んだわ(笑)。

6/17にケアマネさんと今後の支援についてお話しするようなので同席させてもらおうかと考えています。

母親が他界し2年半。何も支援を受けず買い物、食事づくり、洗濯、掃除をやってきた

父親には感心させられます。

もう少し早い段階で今回の症状を見つけられていれば

こんな大ごとにはならなかったのかなと後悔します。

あと1日でも早く実家へ行っていれば・・・。

何とも言えませんが。

 

海南市・紀美野町・和歌山市南部・紀の川市西部の