今こうやって
幼少期の自分を思い起こして
良く良く考えてみると
父も
母も
『人間関係』や『社会性』に
問題が生じやすい性格だったんですよね
私と同じように
自分の気持ちを素直に人に伝えることが苦手
であり
自己肯定感が低い
数少ない
父の友人に会った時
『空気のような存在』
という言葉で父を表していた通り
自分の意見を言わないで
そこにいるだけ
何を言われても反論とかは
してこなかったのだと思います
ただ
父にも
意志があって、思うところはある
それを
誰かに伝えるのが下手だった為
会社でも
友人の間でも
夫婦間でも
上手くいかず
支障をきたし
そのストレスを解消する唯一の方法が
ギャンブルだった
母に関しても
祖母がとても世話を焼く人で
口うるさく
偏見のある人でした
もしかしたら
私と同じように
自分の意見を言える環境では
なかったのかな
と思います
だから
『自分の気持ちを大切にする』
という大事さに気がつけないまま
大人になってしまった
自分に自信がないから
厄介なことに対して免疫が過剰に反応する
見たくないものには
蓋をして
全てを穏便に済ませたくて
生きてきた
それが
大事な娘のことであっても
なるべくなら
関わりたくない
と思っていたのかもしれないです
すなわち
父も
母も
『愛着障害だった』
と考えると納得がいきます
『愛着障害』は受け継がれやすい
だから
どこかで断ち切らないと
ずっとずっと続く可能性が
あると私は思います
現に
長男の
『自尊心の低さ』や『他人の目を気にしすぎる』
ところはその傾向にあると思います
それは
息子が小さい頃
私の関わり方が間違っていた
ということになるのです
・先回りして何でもやっていた
・息子の気持ちを聞かないで
私の意見を押しつけていた
・感情に任せて怒っていた
・「ダメな子」と言ってしまっていた
あげればキリがない程
やってはいけないことをしていたと
反省しています
だから
今、長男には
その分時間をかけて
『あなたはあなたのままで良い』
と伝えていく努力をしています
もうこの『負の連鎖』は
私が止めるしかないのです

