チップの預かりババです。
巷では、「アナと雪の女王」の映画と主題歌が好評のようですね。ババは、ケチな性分でいつかテレビで放映するだろうと思っているので、映画も歌もよく知りません。新聞の読者の声欄に、映画をみて感動しありのままに生きようとありました。
ババは、高校時代の友人と後に彼女の御主人になられた彼氏の
<だし>として、当時、お茶の水にあった「ジロー」という喫茶店でよく会っていました。
自分を出せない、失敗したら恥ずかしいと思っていたババは、その彼に山本周五郎著「さぶ」を呼んでごらんと言われ、読んでみました。
さぶとさぶのことを大事に思う友人の物語だったと思います。
その後、日本婦道記、青べか、警察物語を読み、肩肘を張っていかなくていい、そのままでよい、間違えても恥ずかしくない、知らない事は教えてもらえば良い、新入社員のときは覚えが悪かったから、何回も教えてもらっていました。聞くは一時の恥ですもの。
ジローで初めて「ピザ」を食べた時も、食べ方がわからなくてキョロキョロしましたよ。どういう風に食べてもいいのに知らないということが恥ずかしかったのだと思います。
本を読んで、ありのままでいいと思ったババですから、心も体もずいぶん太くなってきました。
そして、チップの里親になられる方には、ありのままのチップを受け入れていただきたいと思っています。散歩中に鳥がいると追いかけようとしたり、オシッコやウンチをしたくなると早足になったり、エンちゃんの用足しを待っていてくれたり、友達になるまでに時間がかかリ、その間してしまったり、ゴハンのときは、良しを言うまで座って待っていられる。良いところもたくさんありますし、直さなければならないところも未だあります。そんなチップですが、赤い糸を手繰り寄せていきたいと思っています。よろしくお願いいたします。