マネーライフワークスの岡崎です。

本試験まで残すところあとわずかとなりました。

本日から本試験出題予想を科目ごとに展開していこうと思う。

昨年もやりましたが、予想はあくまでも予想なので参考程度に見ていただければと思います。

【労働基準法】
判例から2つと条文から1つ空欄が出題されるパターンで落ち着いていますが、近年は最高裁の判例の文章が超長文化傾向(2~3ページにわたることがある)のため、読むべき部分をいかにして見抜けるかがポイントといえます。

すべて読むのは愚策であることを頭の片隅に入れておくといいでしょう。

【労働安全衛生法】
労働安全衛生法は昔から2つのテーマから出題され、それぞれ1つずつの空欄が出題されています。ほぼ必ずと言ってもいいくらいにどちらか1つが条文ベタから出ます。

以上のことを踏まえたうえで、今回出題予想としては以下のようになるのではと考えています。

【労働基準法】
・本命「賃金」
改正が入った論点ですが、休業補償あたりが怪しい。また、旬な話題が多いのも狙われる理由といえる。
・対抗「年次有給休暇」
択一で、(令和に入ってからは)ほぼ毎年出題されていますが、選択では平成29年以降出ていないため、そろそろ最高裁判例が出てくる可能性は高い。
・大穴「割増賃金」
選択式では、よく出題されている論点ですが、36協定やみなし労働時間制とセットで出題される可能性は意外とあると考えられる。

【労働安全衛生法】
・本命「労働安全衛生管理体制」
労働安全衛生管理体制に出てくる役割の中から1つ出てくる可能性は高いといえます。→令和元年に衛生管理者が出題されているので、それ以外(安全衛生管理者や産業医あたり)が怪しい
・対抗「健康診断」
比較的出題されている論点ですが、コンスタントに出題されていますので、注意が必要です。(令和2年に「特定健康診断(海外派遣労働者の健康診断)」出題されています)
・大穴「安全衛生教育」と「総則」
正直、どちらにしようか迷いました。どちらも昨年出題されているため、どちらが怪しいかといわれても決めきれないのですが、強いて言えば「安全衛生教育」でしょう。
昨年は「雇入れ時の安全衛生教育」が出題されていましたので、「職長教育」あたりが怪しいです。

今回は、かなり予想が昨年の出題に近い部分もありますが、選択で出題されなかった部分は、逆に言うと択一で出題されている可能性が濃厚といえますので、気を引き締めていきましょう。

次回は、労災保険法の選択式の予想です。お楽しみに。

【社労士コラム】本試験で後悔しないための3つのこと

マネーライフワークスの岡崎です。

今回は、本試験における「後悔しないための3つのこと」についてお話しします。

いよいよ本試験まであと2週間を切りました。

ここまで来たら、とにかく全力ですべてを出し切ればよいわけですが、本試験においても気を付けなければならないことは多いです。

そんな本試験における後悔をしないためにも気を付けたいことを3つほど紹介します。

1.本試験会場の雰囲気にのまれないこと



本試験会場は数百人から数千人の受験生(1教室ごとでも50人から200人くらいがいます)が集まる場所です。そんな大勢の人が集まる場所ですので、様々な思いや感情などが渦巻いていたりするものです。

そんな状況ですので、会場全体がものすごく異様な雰囲気になっていたりします。

この異様な雰囲気にのまれないようにするためにも「自分がなぜ社労士を目指したのか?」という初心を忘れないでほしいということです。

初心に忠実である人は、周囲の受験生の空気にのまれることなく自我を保てますので、いつも通りの力を発揮できます。

2.午前(選択式)終了後の答え合わせはご法度

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社労士試験は、午前(選択式)と午後(択一式)に分かれています。

そのため、午前と午後の間にお昼休憩の時間があるわけですが、ここで、選択の答え合わせは絶対にしないでください。

基準点割れしている科目があった場合、正直、午後の択一式に集中できる精神状態ではないといえます。

そのため、基準点割れしている可能性がある科目があったとしても、意外と救済が入ることもありますので、午後の択一式に集中して、最後までやりきることに専念しましょう。

3.自分の解答を信じぬけ

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最初に選択した答えを変えてしまったがために不正解となった経験はほとんどの方がしたことがあるのではないかと思います。

事実として、最初に選択した答えが正当であった確率がなんと「約60%」もあるそうです。

そのため、迷った結果として導き出した解答である場合は、下手に解答を変更するよりは、そのままにしておく方が正解であることが意外と多いといえます。

ほぼ確実に解答が違うといえるような根拠(選択肢の内容の根拠を思い出した場合など)がない限りは、むやみに解答を変えない方がいいといえます。

いよいよ本試験まで、あと12日です。

本試験までの学習についてもそうですが、本試験の最中においても後悔しないようにするためのポイントはたくさんあります。

悔いの内容に最後まであきらめずにやりぬいてください。

マネーライフワークスの岡崎です。

今回は、教材についてお話しします。

本試験まで残り約1月となり、直前対策講座や模擬試験も大詰めを迎えてきているかと思います。

ここまで来たら、何をすべきかを考えるよりは、ひたすら演習を重ねることといえます。とはいえ、ここまで来るのには、相当な時間を費やしてきたものと思います。

だからこそ、大切なことは「教材を信じぬくこと」です。ここまで来るのに、どれくらいの時間を教材と向き合い続けてきただろうか?

そう考えると、教材を最後まで信じぬいた人が合格を手にしているというのも納得できるものだといえます。

直前対策期になると、法改正や横断整理、白書などのテキストに目が行きがちですが、基本テキストについては、ほとんど見向きもしないような状況になる人も多いかと思います。

基本テキストは、模試で間違えた論点や引っかかった論点などを確認するために必要なものですから、最後までお世話になるものです。

とはいえ、本試験会場では、すべての基本テキストは持ち込むのは愚策といえますので、本試験の前日までしっかりと信じぬいてください。

基本テキストなどの教材を信じぬいた人が合格するという考え方は、どんな試験においても同じことがいえるということです。

ただし、この時期は読み込むのではなく、論点の確認のために活用する程度に活用頻度は押さえておく必要はあるといえますので、その点はしっかり押さえて、ラストスパートをかけてください。

マネーライフワークスの岡崎です。

今回は、「今何に力を入れるべきか?」について考えていきたいと思います。

いよいよ8月、残り約1月となったわけですが、現状において、自分が何に着手すべきかがわからず、やみくもにテキスト読みや過去問回しをしている状況である方が多いのではないかと思われます。

模試もほぼすべてのスケジュールが完了し、その結果に一喜一憂しているところではないだろうか?

とはいえ、この模試の結果で好成績を残した人もいれば、基準点割れがあって落ち込んでいる人やそもそもの点数が壊滅的な場合もあります。

しかし、残り1か月を切り、やらないといけないという焦燥感に駆られて、本当にやらなければならないことを見失いがちになるのもこの時期。

1.インプット
インプットについては、新しく学習すべきことは皆無といえますので、知識が曖昧な論点を中心に、テキストへの立ち返りを短時間で済ませることが大切です。

2.アウトプット
過去問回しも大切ですが、模擬試験をどこまで活用できるかが合格のカギといえます。

模擬試験の問題は、過去問とはまた別の角度から出題されているものが多いため、同じ論点における視点を増やす絶好のチャンスとも言えます。→模擬試験を過去問と同じように単純に回すだけでは、合格は厳しいといえます。

3.本試験の過ごし方を意識する(これが特に重要!!)
本試験は、午前が選択式(80分)、択一式(210分)と長期戦になるわけですので、本番のシュミレーションもしっかり行うことが大切です。

本試験は開始前の30分から説明等が始まるため、何もできなくなります。このことを念頭に入れたうえで、どのように立ち回るかを考える必要があるといえます。

大きく3つのポイントを挙げましたが、残り1月ですが、十分合格圏内まで点数を伸ばすことができるといえます。

やり方とモチベーションの維持の仕方を間違えなければ、逆転サヨナラも十分にあるということを忘れずに、最後まで、あきらめずに学習を進めていきましょう。

マネーライフワークスの岡崎です。

先日、各スクールさんで模擬試験が行われたと思います。

この時期になると、起こるあるあるとしては「模試の結果が壊滅的過ぎて、自信喪失して、受験をあきらめる」といった人が出始めるところだと思います。

ほかにもたくさんありますが、この時期になると顕著に出てくることです。

ここで、一つ言いたいのが「本試験のレベルと模擬試験のレベルにはかなり開きがある」ということです。

簡単に言うと、難易度的には「本試験<スクールの模擬試験(私的主観になりますが、「TAC > 大原 > LEC」と感じています。)」となっているといえます。

合格者の多くが口にした感想としてこれが挙げられます。→私自身も模試は壊滅的な点数(選択3科目以上の足切り、択一も30点台前半)しか取れていなかったが、それでも合格できたわけですので・・・。

そもそも、なぜ「模試の難易度が本試験よりも高いのか?」という点ですが、これにはいくつかの説がありますが、最もな説として「出題予想的中実績を高めるために、あえて広範囲からの出題を行っている」というものがあります。

これは、実際にスクールの事務局に勤めていた時に聞いた話なのですが、スクールは受講生さんが集まるようにするための手段の一つとして「出題予想的中率」を意識しているところがあります。

最も意識しているのは「合格率」ではありますが、直前期になると模試を販売するときに「これ(予想的中率)」がものをいうわけです。

とはいえ、あれだけたくさんの論点を出題すれば、多かれ少なかれ的中していることをアピールできるわけですからね。→私も昨年の本試験前に投降した予想が的中(選択式:8科目中3科目的中)していますので、そこまで需要ではないと感じていますが・・・。

【あるあるの症状を乗り越える対策法】
まず、結果に左右されないようにすることです。

模試は模試。本試験ではないです。模試で高得点を出した人であっても、本試験で足切りに引っかかったりすることはよくある話なので、油断しないこと。

壊滅的な点数であっても、伸びしろしかないということを自分に言い聞かせてみましょう。

できないところにフォーカスを当てるよりも、以前の自分と比べてできているところや延びているところにフォーカスを当てることで、イメージの書き換えを行うといいでしょう。