マネーライフワークスの岡崎です。

先日、各スクールさんで模擬試験が行われたと思います。

この時期になると、起こるあるあるとしては「模試の結果が壊滅的過ぎて、自信喪失して、受験をあきらめる」といった人が出始めるところだと思います。

ほかにもたくさんありますが、この時期になると顕著に出てくることです。

ここで、一つ言いたいのが「本試験のレベルと模擬試験のレベルにはかなり開きがある」ということです。

簡単に言うと、難易度的には「本試験<スクールの模擬試験(私的主観になりますが、「TAC > 大原 > LEC」と感じています。)」となっているといえます。

合格者の多くが口にした感想としてこれが挙げられます。→私自身も模試は壊滅的な点数(選択3科目以上の足切り、択一も30点台前半)しか取れていなかったが、それでも合格できたわけですので・・・。

そもそも、なぜ「模試の難易度が本試験よりも高いのか?」という点ですが、これにはいくつかの説がありますが、最もな説として「出題予想的中実績を高めるために、あえて広範囲からの出題を行っている」というものがあります。

これは、実際にスクールの事務局に勤めていた時に聞いた話なのですが、スクールは受講生さんが集まるようにするための手段の一つとして「出題予想的中率」を意識しているところがあります。

最も意識しているのは「合格率」ではありますが、直前期になると模試を販売するときに「これ(予想的中率)」がものをいうわけです。

とはいえ、あれだけたくさんの論点を出題すれば、多かれ少なかれ的中していることをアピールできるわけですからね。→私も昨年の本試験前に投降した予想が的中(選択式:8科目中3科目的中)していますので、そこまで需要ではないと感じていますが・・・。

【あるあるの症状を乗り越える対策法】
まず、結果に左右されないようにすることです。

模試は模試。本試験ではないです。模試で高得点を出した人であっても、本試験で足切りに引っかかったりすることはよくある話なので、油断しないこと。

壊滅的な点数であっても、伸びしろしかないということを自分に言い聞かせてみましょう。

できないところにフォーカスを当てるよりも、以前の自分と比べてできているところや延びているところにフォーカスを当てることで、イメージの書き換えを行うといいでしょう。