10年間、狭心症で地元の公立病院で心臓病の治療を行ってきました。その間、医師や、管理栄養士、運動理学療法士の方々と疑問をぶつけながら、解らないことはネットや医学書を調べ自分の病気の原因を調べてきました。その目的は、ひとつ健康を取り戻すこと。そこで体験し、学んだことを多くの方に知っていただきたく今
いろんなところで講演活動をはじめています。自分に向き合い自分のからだのことを知ることが、元気で健やかな日々を過ごすことができるものだと確信しております。この機会にもう一度自分の心と身体の事、考えていただく機会になればこれ以上のことはありません。話の中味をだれでも判る内容にして纏めてみましたので是非、読んでみてください
⒈私の事 国立大島商船高等専門学校卒業 日本赤十字社に入社その間本社勤務後バングラデシュ駐在員としてサイクロン対策事業、農村医療普及事業(PHC)に従事。帰国後、防災普及事業、災害ボランティア普及事業、青少年赤十字事業に就く。NPO法人天明水の会を発足し、民間の環境、防災事業をおこなう。49歳の時に狭心症のため入院、ペースメーカーを着ける。以後2年に一度、リード線感染のため入退院を繰り返す。その間身体にのことに関心を持ち元気で長生きのことについて学ぶ。
・資格 甲種船舶免許 衛生管理士 日本英語検定準一級 グリーンコーディネー
ター
2.患者サイドから感じたこと
専門分野に特化した病院、医者。私たちが体に不調を感じたとき、まず病院の選択を行うことがほとんどだと思います。それはそれで大切な事なのですが、医者はその原因を究明し体質の改善までの指導がされているとは思えませんでした。限られた時間で限られた治療これがいまの病院の現状ではないでしょうか。入院し食事制限とカロリー調整これがどう体に必要なのか、インパクトを持って患者の身体の状況を話してくれることは一度もありませんでした。狭心症や心臓病になった原因を私たちは求めているのではないでしょうか。そのため自分で対応しようにもどうしてよいのか判らず医学書を読み漁りました。その後も度重なる入院を11回(手術の準備入院含める)繰り返しました。その原因であるペースメーカーを取り外しと数値による今後の治療方法を医師と根気よく話、今年の3月県内で初めて取り外し手術を大学病院で行いました。その間得た知識を今回皆様と共有したいと思います
3.病気の8割は腸が関係している
腸は身体の隅々に身体を動かす栄養と皮膚や髪の毛の再生、臓器そのものを動かすところです。その栄養バランスが壊れると様々な弊害を起こします。便秘や体臭、血色、脈拍様々なバイタルサインが腸内環境がどうであるかを教えてくれます。心臓病や動脈硬化、脳卒中など様々な病気の原因が腸にあることをまず私たちが知ることが大切です。他に2割が心からくるストレスもいわれますが、これも微妙に体調不良が関わっているとも言われており、腸を元気にすることが様々な病気に対応する一歩だと言えます。
4.腸を元気にするには
一番大切なことはバランス良い食事と運動と言われています。とは言えバランスの良い食事とはどんなものでしょう。30種類の食べ物を毎日とると言えば大変な事、和食にすれば可能ですと言われてますが、独身の私には至難の業。それで私はもっと腸の中の働きについて考えて、酵素とアミノ酸と脂肪酸のレベルまで押し下げて考えてみました。加齢とともに体内で作れる酵素の量は年々減少し、食べ物で補充しなけれは難しくなります。酵素は生の野菜や果物に豊富でビタミン類やミネラル類もアミノ酸の合成や分離に必要な生命維持を支える補助的な栄養素です。
酵素は胃酸でアミノ酸変えられほとんどが消滅つしますが、大切なのがこのアミノ酸腸内では、よく言われるれる善玉菌の食糧(水溶性の食物繊維等)となりそれが酵素を作りだすと言われています。今、酵素ドリンクなどと言われていますが、酵素は体内でしかできないとされています。そのため酵素ドリンクのほとんどが善玉菌の餌となる発酵エキスなのです。このことを説明するのが面倒なためにこうした商品が多量に出回ることをぜひ知っておいてください。どうせ摂るなら自然なもの、食品そのものから取りたいものです。余分な甘味料や調整物は不要です。そのために酵素が使われるのは本末転倒、納豆や自然の発酵・熟成食品から取りたいいものです。
5.酵素の働きとアミノ酸
体内ででしか作れない酵素は、身体を健康に維持するためにめ、タンパク質を分解、合成し、様々な酵素群を作ります。唾液に含まれるれるアミラーゼ、(糖分の分解)胃酸に含まれるタンパク質分解酵素ペプシン、腸内では脂肪分解酵素リパーゼなどが有名ですが、体内で現在分かってるだけで2000種類の酵素が働いているそうです。地球上にはまだ未確認の酵素を含めてると2万種類以上の酵素があるとのことでした。タンパク質の最小単位いがアミノ酸でこのアミノ酸は20種しかありません。このアミノ酸の組み合わせ様々な酵素ができているのです。体内酵素は大きく2つに別れます。一つ前にも述べた消化酵素、それにもうひとつが私たちの体を動かし、維持する代謝酵素です。人間の身体は、一定量の酵素しか作れませんん、それと消化も代謝も同じ酵素から作られたるため大食いすると代謝に使われる酵素が減り腸内に負担をかけてしまいます。腸の運動を妨げたり、体に必要な養分を送れなくなったり、とても体調不良が悪くなり免疫力も下がって病気になりやすくなると言われています。人間の身体はよく出来ているものでそうした状況をおぎなうためにもうひとつ大切な役割をするのが酵素が潜在酵素です。不足しがちな代謝酵素を補いカバーする役割を担っています。ただそれにも限界があり暴飲暴食を繰り返していると体内の機能不全に陥ります。生活習慣病の先には心臓病、肝臓病等の様々な臓器障害が待っています。20から体内の酵素の量は減り始め40才で激減するといわれています。そのため必ず補充必要です。自然食品からの発酵食品や熟成したものをとることでアミノ酸をとるようにこころがけましょう。年をとっても若くて元気な方は、きっとこうした食事をバランスよく摂っていらっしゃるのではないでしょうか。運動は代謝を高める大切な要素です。私は運動が面倒なので畑を作り太陽のもとで作業をするようにしています。参考になれば幸いです。
6.体はバランス
今、テレビや新聞で様々なサプリメントの紹介を観ない日はありません。これらが安全かどうかいつも疑問を持ってみています。特に固定の成分に特化した商品には抵抗を感じています。ほとんどが天然由来の商品というのは少ない気がします。私が今食べているのは食品です。ほとんど手作り発酵食品で手作りアミノ酸食品は過剰摂取の心配がほとんどどなくバランスの良いものです。特化したたサプリメントには飲みすぎ、食べすぎると身体に悪影響を及ぼすものが少くありません。薬との飲み合わせが悪いものも多くあります。健康は食品から、できれば無農薬で作った果物等を皮ごと食べれるものには、たくさんの酵素があるといわれています。りんごが東北では医者いらずと言われていました。これも酵素の働きからきたものだと思っています。まだまだ書き足りないのですが今回はこのへんでありがとうございました。
夢ふれあい工房
木下 修