自分探し
夢探し
やりたいこと探し
好きなこと探し
これって実は全部一緒なんですよね。
"どこかにある"と思って探していると
ぶっちゃけ死ぬまで
幻の青い鳥を探し続けることになってしまうんです。
幻のキノコとか幻の食材見たいに
必ず"存在"して探して見つかるものならいいけど
幻の青い鳥は存在してるかどうか自体がわからないものですよね。
（いるいないを信じるとかそういうことではなく）
私はものづくりの中でも
"紙"が最も好きなのですが
紙に出会う前まではこれだ！という素材とかがわからなくて
いろいろな気になるものを片っ端からやってみていました。
革だったり、紙粘土だったり、ダンボールだったり、糸だったり、ビーズだったり、ガラスだったり、、、
これだ！というものを探していました。
それで私の場合は海外へ行った時にたまたま”紙”に出会ってこれだ！になったんです。
これは探し続けて意識をしていたからこそこれだ！となったのもありますが
でも紙って普段から触れてますよね。
紙に触ったことない人ってほとんどいませんよね。
あまりにも当たり前に存在していたんです。
自分が今までやってきたことや
過去を振り返ってみたら
小さい時から絵を描くことが好きで
小学生の時に難しい折り紙の通信でやることが好きで
小さい時から漫画や小説が好きで
小学生の時に絵や漫画を描いて
小中学生は一人で同人誌即売会に便箋やらイラスト描いて出店してて
高校生の時に自分でやりたいと思って探した会社が印刷工場で働いたり
そのあとの専門学校ではファイルに山ほどかっこいいパンフレットやチラシを集めてて
海外へ行ってはかっこいいパンフレットや新聞を持ち帰ったり
学校を卒業してからはデザイン事務所で紙媒体の広告デザインをしていたんです。
それでも気づかず
海外へ行った時に
紙で作られたものを見て一目で虜になってやっと気づいたんです。
自分は紙が好きだったんだ
ということに。
紙を意識することがあったはずなのに
それまでは
まっっっっったく自分が紙が好きだと気づいていなかったんです。
今思うと
そういえば
会社でデザインをしている時よりも
紙を選んでいる時の方が楽しかったとか
小さい時から
折り紙とか本の匂いをかぐのが好きだったとか
小中学生の頃は印刷会社の紙のサンプルを集めたりとか
をしていたにもかかわらず。
だから
やりたいと思ったことをどんどんやっていくのは
体験や経験の積み重ねになるし
試しにやっていくことで新たな発見もあるからいいんだけど
自分探しや夢探しが"目的"の中心になってしまうと
夢がないといけない
やりたいことをみつけないといけない
好きなことがないといけない
せっかく体験していても
これも違う
あれも違う
となってしまい楽しくないんですよね。
だから振り返ってみると
"どこかにあるもの"として探していたけれど
もしかしたら
自分のやりたいこと実はすでにやっていたのかも
自分で気づいていないだけなのかもしれませんね。
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