3度、臨死体験をされている木内鶴彦さん。
「そういえば木内さんの本、買ってたわ」と思い出し、本棚から引っ張り出してきました。
買ったままになっている本が多すぎる(笑)
臨死体験で、「病室の上の方から、処置を受けている自分の体を見ていた」というのは何かで聞いたことがありましたが、木内さんは本当に好奇心旺盛なんだな、と思います。
そんな状態にあってもあまり動揺することなく、意識が瞬間移動できることに気づくと、過去や未来に移動したり、自分の痕跡を残したりと、色々と試すんですね。
“意識だけの状態になると、相手の意識の中に入ることができる”
木内さんの臨死体験を読んで、「亡くなった人も接触しようとしてくれているんだ」と分かり、なんだかあんしんしたような、救われたような気持ちになりました。
臨死体験もそうですが、「亡くなった人が言っていることが分かる」というのも、なかなか受け入れてもらいにくいですからね(笑)
以前にも少し書きましたが、心肺停止の状態の父とドクターヘリに乗った時、父が言いそうなことが頭の中に入ってきました。
亡くなってすぐに父のインスタを投稿し始めたのも、私の意識ではありません。
父が撮りたい写真、添えたい文章が勝手に入ってくるから、本当に「代わりに」投稿しているという感じです。
父のアカウントのパスワードなんて聞いたことも無かったのですが、それも教えてくれました(笑)
逆の立場になって考えてみると、相手の意識に入っても、「肉体がない」というだけで気づいてもらえないのは、ちょっと寂しいですよね。
気づいてもらえたら、もっともっと、とあれこれ伝えたくなるのではないでしょうか。
意識が繋がっていることに気づきさえすれば、肉体がなくても会話ができる。
それって凄いことのように感じますし、素敵なことのようにも感じますね。
でも、地球にいるから忘れているだけ。
「そんなことできない」と思い込んでいるからできないだけ。
願望実現もそうですが、敢えてハードモードに設定して、攻略を楽しんでいるんですね。
本当に、ゲームと同じです。
簡単にクリアできるゲームはつまらないですから。
木内さんもやはりすぐに、意識だけの状態は「つまらない」と感じたそうです。
純粋に、「死んだらどうなるのか?」「高次元の世界はどうなっているのか?」を知りたい方にもおすすめな本だと思います。
それではまた