“怒り”の感情のお話に戻りますにっこり


先日、「こういう事をされると不快に感じる」と冷静に伝えたところ、相手の方は「怒らせた」と思い込んでしまったようで、執拗に謝られる、という出来事がありました。


執拗に謝られたり、言い訳をされたりすると、今まで怒っていた訳でもないのに、逆にイライラしてしまうことってありますよね。


「改善して欲しい」というこちらの真意が“分かってもらえない”ことに、イライラを感じるのだと思います。


そして、こちらの捉え方次第で、本来は怒っていなかった相手を怒らせてしまうことも、往々にしてあるのではないかと感じました。



また、「とにかく謝る人」は、自信がなく、どことなくビクビクしているので、理不尽な怒りをぶつけられやすいのでは、と思います。


“怒り”は、「高いところから低いところへ流れる」性質があります。


役職や立場が上の人から、下の人へ。

発言力の強い人から、弱い人へ。


立場の強い人からの怒りを消化できず、自分よりも立場の弱い人へぶつける。


いわゆる“八つ当たり”ですね。


こうして怒りは伝染していきます。


こちらが毅然とした態度でいることで、“理不尽な怒り”

をぶつけられたり、怒りを伝染させることは減らせます。



怒りを感じた時も、ぶつけられた時も、一旦冷静になることが必要です。


そして、「これは相手の問題なのか、自分の問題なのか」を検討する。


アンガーマネジメントでも、「深呼吸をする」とか「数字を数える」といった方法が勧められています。


でも、それがなかなか難しいんですよね(笑)


私たちは普段、感情を感じても、「そこに意識を向ける」ということはしません。


日頃から、自分の感情に意識を向ける習慣をつけておくと、“観察自我”が育ち、客観的に自分を捉えられるようになります。


そうすると、自分が「イライラしてきた」という段階で気がつくことができ、冷静になるための行動を取ることができます。



相手に伝えるためにも、自分の感情をきちんと把握し、言語化するのはとても大切なことです。


「1人では難しい」という方はお手伝いいたしますので、お気軽にお問い合わせ下さいね。


それではまたにっこり



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