いつもブログを見ていただき
ありがとうございます😊
励みになりうれしいです🥰
昨日は、雨降りで☔ぐずぐずでした💦

季節は、二十四節気の穀雨
植物にとっては恵みの雨だ

March winds and 
April showers bring May flowers.

3月の風と4月の雨が
5月の花を連れてくるという
ヨーロッパのことわざがあるようで
「悪いことがあっても、
 先にはいいことがあるよ」と言うのですが
古傷がシクシクするし
雨ダルさんにはツラい一日でした😿
 

今日4/24は、植物学の日 🌿
日本の植物学の父と称される
牧野富太郎博士の誕生日であることから
制定されたそうな💡

 

牧野博士と言えば・・・
つい先日、お仲間が道案内をとのことで
神戸でのゆかりの地を訪ねました

 

amebaさんのお題は・・・

 

一番好きな植物は?

 

う~ん・・・

いっぱいあり過ぎて

一つに絞り切れません💦

 

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今月の初めには高知へ訪れており
牧野博士の出身地
高知県高岡郡佐川町へも
少し足を延ばして訪れました
 
牧野富太郎ふるさと館
牧野博士の生家跡地に立つ資料館
大正時代の写真や
自叙伝のエピソードなどを基に
幼少期に過ごした部屋を再現
博士の遺品や直筆の手紙
原稿などが展示されています
 

こちらの牧野公園は
佐川町立の公園です
高知市の高知県立牧野植物園ほど
立派な建物や温室はありませんが
町民みんなで育てようという
熱意やまごころが感じられる
手作り感のある公園になっています
 
その時の過去記事はこちら↓

ひっそりとこんな花が咲いてました

小柄な草本で

花が咲いてないとハコベと思うほど

 

この花に逢いたく来ているので

見過ごすことは無かったのですが

よほどの注意を向けなければ
知らないと通り過ぎてしまいそうな

というか

誰も見向きもしていなかった💦

 

ふ~ん、地味な花だなぁ

へっ?こんなちっぽけな植物があの💦

日本において

日本人が初めて新種と認識して

日本の植物の学名を発表した

記念すべき植物

牧野博士が初めて命名した植物

ヤマトグサ!!✨

私は、開花したのを見たのは初めて🥰

やっと開花時に出会えました!


大和草は、日本草の意味で
明治20年、牧野博士が
日本人として初めて学名をつけた
記念すべき植物の花が見かったのです
22歳のときに
高知県仁淀川町名野川で

この植物を発見し
そして5年後

植物学者の大久保三郎とともに
この植物を「ヤマトグサ」と命名して
「植物学雑誌」で発表
和名「ヤマトグサ」とともに
世界共通の名前である「学名」も

ラテン語で記されたことは
とても画期的なことでした
これまで日本の植物学者たちは

海外の学者を頼って
海外の学術雑誌で新種を発表していて
牧野と大久保は日本人として
初めて日本の学術雑誌で
自ら学名も付けて発表する

ちっぽけな花なのに

「大和」の重さが感じられますね

ヤマトグサ(大和草)
アカネ科 ヤマトグサ属
学名:Theligonum japonicum Okubo et Makino

世界に1属4種ほどがあり
日本には本種1種のみが知られ
落葉樹林の中などに生える多年草で
雄花と雌花がありひとつの個体に両方つく

 

見るからに風媒花だ
少しの風で雄しべが揺れ
撮影がしにくいしにくいこと💦


雄花の方がよく目立ち
反り返った外花被(萼)の基部から
雄しべが20~25個垂れ下がって
垂れ下がる独特の姿

 

雌花は

緑色で非常に小さいという

 

どれどれ(p_-)、どこかな~?


雌花は柄はなく

基部に1個の小苞があり
外花被片は筒状で子房を囲み
外面には粗い毛がある
この外花被片の先端が二裂し
その間から、子房のやや側面から出て
突き出して曲がった柱頭が顔を出す
・・・と、図鑑にはあるが??

 

さすが風媒花
少しの風で雄しべが揺れ
撮影がしにくいこと💦
 

しゃがみ込んで、じっくり観察👀

 

赤丸の部分が雌花かな?

 

上から撮ってみる・・・

結局、よくわからず😿

観察不足だわ~

 

いつもの見つつ観ざりきの世界💦

 

来年には、ヤマトグサの発見地を訪れて

じっくりと観察したいものだ・・・

 

高知県立牧野植物園の展示から

 

 

ヤマトグサの開花時に

なかなか見ることが無い

私は下りがまだ自信が無いのと

長い時間のリュックを背負うのは

まだ肩が痛くなるので

残念ながら行かなかったが

先日、所属する会の杜の観察会で

みなさん金剛山へ行かれ

報告書にヤマトグサもあったので

みなさんも見られたことだろう・・・