おはようございます。
連日、情報の大洪水ですみませんタラー

今日は、まだ長めの小説や文庫本に手がつかない小学4年生におすすめの一冊を紹介します。
( もちろんそれ以上のお子さんも)

2011年11月初版とかなり古い本ですが、今だに塾の模試などで出題に使われているのを目撃しています。

おまけに文庫本だからお安い。フリガナつき。
(税込 605円!)

買っておいて、手に取れる日を待っても無駄ではありません。

ひとつのお話は、だいたい20ページ前後といったところです。

書評は女優の小泉今日子さん。


『頭のうちどころが悪かった熊の話』
安東 みきえ





動物が主人公になった7つお話から成る連作短編集。

愛らしさ、ぬくもり、滑稽さや愚かさなどを感じることができてシュールで、胸にチクンと刺さる愛すべき動物たちのエピソード。

「もしこれが人間世界だったら?」と想像力を働かせやすく、感想を書きやすいため、夏休みの読書感想文にもぴったりです。

下和田サチヨさんによる、ふんわりとしたかわいらしいイラストは女子のハートをつかみやすいかも。


< 本の概要 >
頭を打ってすべてを忘れてしまった熊が探しはじめたのは、愛するパートナー、レディベアだった。彼女は乱暴だったけど、熊はそんな彼女に会いたかったのだ――動物世間のよもやま話に奇妙で不思議な現実がみえ隠れ、これって、私たちのこと? 生き物世界の不条理がキュンと胸にしみる、シュールで痛快、スパイシーな7つの寓話集。イラスト全14点収録。話題のベストセラーを文庫化。