中学受験において、親が果たす役割の大きさから、よく「伴走する」と表現されます。
私もこの表現は好きですが、最近は「伴走者」じゃなくて、「給水役」でいいやと思ってます。
結局、走りきる意思が走者(子ども本人)にないと、走りきれないわけだし、無理にペース作ろうとしても息切れする。いつまでもそばについて走るわけにはいかない。ひとりで走れるようにしてあげないと。
ずっと一緒に走り続ける「伴走者」よりは、必要なときだけ駆け寄っていく「給水役」でいい。
⚫︎疲れてるかな?そろそろ水が欲しいんじゃないかな?
⚫︎水を差し出すのはいつがいいかな?
⚫︎飲ませすぎ(与えすぎ)るとかえって苦しくなるよな
⚫︎走りながら水を渡すには、受け取りやすいような渡し方も大切、励ましの声がけも。
肝心なボトルの中身は、すきなことをやる時間だったり、リフレッシュだったり、「じゃあ、これやってみようよの類題」だったり。
最良の給水役になれるのは、塾の先生じゃなくて親だけですよね。