『家族シアター』辻村 深月

麻布中学の国語 平成28年でも題材文に取り上げられていた。ほか出題校多数。麻布の題材にとられた箇所は、「1992年の秋空」から。

日能研のオン・ザ・ロードによれば、2017〜2019年の3年間に出題された作品ランキング第5位。物語文だけでみれば、椰月 美智子『しずかな日々』に次いで2位。

はるかとうみかという、正反対なタイプの姉妹の、こころが通い合うストーリー。

なんて、美しい物語文だろう

という感想です。これから読んでみようという方々にとって、ネタばらしになってしまうので、これ以上はあえて書きません。

『家族シアター』に所収の「1992年の秋空」は文庫本で57ページのショートストーリー。
講談社文庫 本体720円+税

おススメです!図書館で借りられるはず。

つぎは、『しずかな日々』を読んでみよう。