今夜の『語り部シアター』は、「イージーリスニングで廻り舞台」ということで、ステキな曲が並びました。
懐かしい、聴いたことのある曲。どれも耳に心地よく、美しい演奏で楽しませてくれました。
1曲目「夏の日の恋」パーシー・フェイス・オーケストラ
ただただ美しいメロディー。美男美女が華麗に踊っているシーンを勝手に連想しました。
2曲目「恋はみずいろ」ポール・モーリア・グランド・オーケストラ
日本語でも良く耳にしました。大ヒット曲ですね。美しく澄んだメロディー、ポール・モーリア独特の透明感のある演奏が素晴らしいですね。
3曲目「シバの女王」レイモン・ルフェーブル・グランド・オーケストラ
「♪私はあなたの愛の奴隷~」という日本語にインパクトがあったのを思い出します。どなたが歌っていたか覚えていませんが、情熱的で、なんとなく哀しく、せつないような印象があります。今回のオーケストラの演奏もそんな表情のある曲を堪能させていただきました。
4曲目「波路はるかに」ビリー・ボーン楽団
ジャズっぽい、大人の曲でした。
5曲目「星空のブルース」ベルト・ケンプフェルト・オーケストラ
主役はトランペット。美しいメロディーラインを優しくなぞっていきます。星空に向けて吹いていると想像すると、とてもロマンティックですね。
6曲目「ミスター・ロンリー」フランク・プゥルセル・グランド・オーケストラ
美しいメロディーに聴き入っていると、だんだんとそのメロディーが自分に近づいてくるような気がしてきて、少し心がウキウキしてきました。
今夜は美しいメロディーと、澄み渡るようなオーケストラの演奏に聴き入ってしまいました。
若い頃に聴いた曲ばかりですが、今聴くと大人の曲、都会的な洗練された曲、そんな感想を持ちました。
次回、放送日は10月4日(金)
「南総里見八犬伝で廻り舞台」ということで、八犬伝にまつわる曲を聴かせて下さるそうです。