「コモ・レ・バ?」で,『高校三年生』で舟木一夫さんと共演の姿美千子さんの記事が | ゆふぎりのブログ

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65周年に向かって舟木一夫さんと共に旅を続けます。

 「コモ・レ・バ?」のHPに映画『高校三年生』で共演された姿美千子さんの記事が掲載されています。映画のことも詳細に紹介されていますよ。

 

〈わが心の昭和アイドル&スター〉の特集記事です。映画のシーンが思い出されます。

 

【一部抜粋】

 

 そして、63年6月5日に舟木一夫が「高校三年生」でデビューするが、いち早く映画化権を獲得した大映で映画『髙校三年生』が作られることになり、同年11月16日には公開されている。「高校三年生」という曲の勢いにも驚かされるが、大映の早業にも感心させられる。姿美千子は、物語の中心となる女子高生役で、町の古い因習や、家族制度、学校の体制などに向き合いはっきりと意見を言う利発な娘で、石坂洋次郎原作の『青い山脈』での吉永小百合の役柄を思わせるところがあった。原作は富島健夫の『明日への握手』だった。やはり大映の青春スターである高田美和の役どころは、担任の教師に思いを寄せるおとなしいお嬢さんという、対照的なものだった。舟木は高田美和に思いを寄せる正義感の強い同級生役で出演していた。姿美千子の相手役は倉石功が務めた。倉石にキスをされそうになると、頬っぺたを引っ叩くような潔癖さもまた、吉永小百合の役どころを思わせた。倉石功も当時大映一押しの青春スター候補だった。後に、テレビドラマ「サ・ガードマン」でお茶の間の人気者になる。

 翌64年公開の『続・髙校三年生』にも、姿美千子は主役といった役どころで出演している。やはり明朗で快活な女子高生である。相手役も同じく倉石功。舟木は高校生でなく、倉石の弟が憧れる兄貴的な存在の工員という役柄だった。その後も、市川雷蔵、勝新太郎、田宮二郎といった男優たちが主演を務める映画に出演しているが、大映がセクシー路線に転じるようになり役に恵まれなくなり68年には大映を退社した。それ以降はテレビドラマに活動の場を移し、井上靖原作「氷壁」、倉本聰脚本「君は海を見たか」、舟木一夫の相手役として出演した単発ドラマ時代の東芝日曜劇場「川止め」などが記憶に残るものの、71年には当時読売ジャイアンツの投手だった倉田誠(2021年死去)と結婚して、あっさりと引退してしまった。姿美千子の妹も日活専属の女優で、橘和子の芸名で映画『嵐を呼ぶ男』、『星よ嘆くな 勝利の男』などに出ていたが、姿美千子より一足先に、やはり読売ジャイアンツの投手だった高橋一三(2015年死去)と結婚し69年に引退していた。

 

 

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 今日、明日と新歌舞伎座のリハーサルのようですね。