『語り部シアター」再放送で聴きました | ゆふぎりのブログ

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  65周年に向かって舟木一夫さんと共に

 語り部シアターの放送日が「舟木一夫シアターコンサートin南座」と重なったので、昨夜の再放送でお聴きしました。

 

 テーマは「桜の春で廻り舞台」、まさにテーマと季節がピタリと合いましたね。今年はどこも桜の開花が少し遅れましたから、四国も京都も、今が満開の桜でした。家の周辺は昨夜の大風と雨で花吹雪が始まっています。確かに桜ははかない花です。

 

 

 今回はいろんな地域の自慢の桜が歌われました。これから咲く東北の桜もありました。

 

1曲目は「憧れは馬車に乗って」菅原都々子さん

 懐かしい歌声ですね。まだ96歳でお元気だそうです。恋人同士のワクワクとした気分が楽しい歌でした。「恋いに恋する」というロマンチストの歌でもありました。

 

2曲目は「さくら さくら さくら」安井千代美さん

 舞台は岩国の錦帯橋。宇野千代さんをイメージして作られたそうです。少し芝居がかって、想いの深さをしっとりと表現されていました。 

 

 

3曲目「大川ながし」美空ひばりさん

 よく耳になじんだ歌です。その割には、桜を謳っている歌だとは気付きませんでした。子供の耳には、詩の内容は余り入ってこないようですね。

 

4曲目「福島花見山」藤田征人さん

 花の里を気持ちよさそうに歌い上げています。土地自慢も歌い込まれて、花見酒をしている風情です。

 

5曲目「さくら音頭」小唄勝太郎

 日本調で小節を効かせ、楽しく小粋な勝太郎さん、歌われている桜自体まで小粋に見えてきます。

 

 

6曲目「素晴らしい春」舟木一夫さん

 前日まで南座で舟木さんの歌声を聴いていました。春爛漫の京都四条界隈。この歌は珍しく大変前向きな舟木さんの歌ですね。コンサートでは聴いたことがないように思いますが、優しい歌声に癒やされます。演奏もゴージャスで、のびのびとした歌声は希望に満ちているようでした。

 

 

 

 

 屈託のない春の歌、ことに桜自慢の歌は気分を陽気にさせてくれます。東北、北海道の皆さんはこれからが楽しみな季節となりますね。こちらではもう早場米の田植が始まっています。

 

 

次回放送日は5月3日(金)

「雨で廻り舞台」だそうです。お楽しみに。