「舟木一夫コンサート2024」神戸国際会館、フェスティバルホール | ゆふぎりのブログ

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  65周年に向かって舟木一夫さんと共に

 今年初めて舟木さんのコンサートに足を運びました。3月26日神戸国際会館です。

3ヶ月近くお待ちした「舟木一夫コンサート2024」。翌日の今日は、大阪のフェスティバルホール。大きい会場はどちらも満員でした。舟木さんもお元気でこちらも一安心。もう身内のような感覚ですから、お元気かどうか、それを一番心配しています。でも、私達よりずっとここ数年お元気なようにお見受けします。

 

 

 

フェスティバルホール

 

 今年は曲数が多いようですが、メドレーにしていることもあってステージが軽快に進んでいました。選曲も明るいイメージで、舟木さんが若返っているように感じました。

 また、西郷輝彦さんの3回忌ということで、「日本の名曲たち」は西郷さんのヒット曲を3曲。フッと西郷さんを感じさせる箇所もあって、改めて良い曲を歌われていたんだなあと思いました。「星のフラメンコ」を歌い終わって足を90度?ほど上げていました。「ダックスフンド」みたいだと足の長さを嘆いていました。(そんなことはないですけどね。)

 

 「今年の12月12日で傘寿になる」と神戸でも大阪でも言われていました。傘寿の由来など話されていましたが、夕べはホテルで「傘寿」の「傘」を書いてみたそうです(多分略字の方)。まず上の三角の屋根の部分、その下に「十」の横棒を引くと三角になる。最後に縦棒を引くと「串の刺さったおでん」になったと。舟木さん遊び心や好奇心がいっぱいですね。ホテルの夜も楽しく過ごされているようです。

 

 

 

 


♪想い出通り


(グレーのタキシードをキラキラと耀かせながら。今日は4列目だったので、裾の方から上の身頃の方へスパンコールの数を減らしていくようなデザインだと分かりました。)


♪センチメンタル・ボーイ
♪ブルートランペット
♪星の広場に集まれ

♪花咲く乙女たち
♪東京は恋する
♪北国の街
♪たそがれの人
♪哀愁の夜

 

爽やかな水色のタキシードに替えて


♪君だけを
♪初恋によろしく
♪星のフラメンコ


上着を脱いで

♪銭形平次
♪君よ振り向くな

 

ラメの入ったうすいクリーム色のタキシードになって

 

♪初恋
♪まだ見ぬ君を恋うる唄
♪あなたの故郷
♪ふたつ違い
♪あゝ荒城の月哀し~荒城の月
♪絶唱

♪高原のお嬢さん
♪湖愁


真っ赤なタキシードを羽織って


♪あゝ青春の胸の血は
♪仲間たち
♪君たちがいて僕がいた
♪高校三年生
♪学園広場
♪青春の鐘


黒のタキシードで、ネクタイを外して

♪みんな旅人

 

 

 トークの時間はそんなに長くはなかったのですが、何時ものお天気の話や、客席の声が昔は黄色い声だったが最近は何色かさっぱり分からないという憎まれ口も健在でした。そして、ただひたすら12月を待つばかりと。

 

 神戸では言い忘れたという、能登半島地震の募金を呼びかけておられました。募金箱は楽屋にも置いてあるそうです。「できるだけ音のしないのを。高い入場料を取ってその上・・」と多少恐縮気味ではありましたが。昨日神戸で言い忘れて募金が少なかったそうです。違う場所で呼びかけたときは「24万円もあった」と。帰り、ロビーの小さな募金箱は、千円札が投函口まであふれていました。あの募金箱はもう一回り大きくしないと駄目ですね。

 

 神戸ではパチンコで「4,000円も負けた、最近の趣味はyoutubeの動物たち」。舟木さん何だか八十才を前に好きな事をして楽しい時間を過ごしておられるようです。

 

 今年のコンサートは「想い出通り」から軽やかに始まって、想いのこもった「みんな旅人」の追加バージョンで終わります。

 

 4月の南座はすぐ目の前、京都の桜も楽しめますね。