今夜の『語り部シアター」は長編漫画映画の主題歌が並びました。
前半はウォルト・ディズニー映画から、後半は日本の東映動画でした。
まず、ウォルト・ディズニー映画から
1曲目 ピノキオ ~星に願いを~ (サントラ)
どこまでも優しくロマンティックな曲と歌。演奏に表情があるようでした。
2曲目 白雪姫 ~ハイ・ホー~ (サントラ)
よく耳にした「ハイホー」の繰り返し。コーラスと楽器の掛け合いが楽しいですね。
3曲目 シンデレラ ~ビビディ・バビデ・ブー (サントラ)
楽器が小気味良く弾んで、語っているような、そしてなにか滑稽みがあって楽しい曲でした。日本語でもよく耳にしましたね。
後半は東映動画の作品です。
4曲目 少年猿飛佐助 (サントラ)
「作詞 星野哲郎、作曲 船村徹」の紹介にインパクトがありました。なんとなく曲が想像されますね。少年の合唱が歯切れ良く元気でした。最後はマンドリンで終わるところに意外性があって、船村徹さんの普通には終わらせないという姿勢を垣間見たような気がしました。
5曲目 西遊記 (サントラ)
服部良一さんの作曲とのこと。中国っぽい所がありました。
6曲目は 安寿と厨子王丸 (サントラ)
悲しげなメロディーでした。この作品は子供の時に見た記憶があります。東映動画から小学校などへ、文化的な作品だからぜひ子供たちに見せて欲しいと文書を送ったとのこと。多分それに応えて、子供たちを映画館へ引率したのでしょうね。先生方も一緒に楽しんだことでしょう。
ディズニー映画の主題歌はどれもよく耳にして覚えていますが、東映動画の方は初めて聴くような感覚です。東映動画はポピュラーな曲にしようという意思はなかったのでしょうね。6作品が並びましたが、最初から最後まで見た記憶があるのは「安寿と厨子王丸」だけです。でも、色鉛筆のケースに「白雪姫」のワンシーンが載っていたりしたのは、おぼろげながら記憶にあります。
来月の放送は9月1日(金)
「アメリカの面影」素敵な男性歌手の歌が聴けそうです。