今回は天候に心配なく上京でき、富士山も天辺を見せてくれました。
秋天の東京、舟木さんの車にも映っていました。
後方の席で開演を待ちました。
コツコツと都会の靴音がします。「忘れな~いで、忘れな~いで」幕の向こうから舟木さんがたっぷりとした声で歌い始め、やがて幕が上がりました。
『五月のバラ』、舟木さんの声によく合っていて大好きな曲です。なんとなくコンサートの曲の傾向やイメージが湧いてきました。真紅の薔薇のイメージでしょうか、真っ赤な照明が舟木さんを包み、客席を一瞬にしてステージに引き込みます。今回もとても華やかな照明で、舟木さんのステージを華麗に飾ってくれました。
トークはこの後の1回のみ。18曲ノンストップで、舟木さんはもちろん、バンドの方も頑張ってくださいました。たった1回だけのコンサートのためのセットリスト。ピアノも、サックスも、ギターも聴かせどころがありました。バンマスのスーヤンさんも目一杯頑張って下さったようです。
舟木さん「明後日ワクチンを打つ。今年はワクチンが不足しているらしい」と言われていました。きっと、インフルエンザのワクチンのことだと思います。黒のカジュアルなジャケットの左胸には大きい光るものが。Vネックの黒のTシャツ、黒のジーンズ、黒のスニーカー。全身を黒でまとめて若々しい舟木さんでした。遠目なので、詳細は不明です。
テーマは「巡る季節に」と言われたような・・・。「今回はあっという間に始まって、あっという間に終わって、帰る」と面白く言われていた舟木さんですが、蓋を開けてみると18曲。舟木さんらしいですね。今回はトーク無しでと言われたので、客席も「拍手は無し」と理解。最後まで客席はただただ聴き入っていました。
さて、曲目ですが、私は14曲くらいしか分かりませんでした。舟友さんのブログに助けて頂いて紹介します。
五月のバラ
シクラメンのかほり
秋冬
雪列車
冬のリヴィエラ
夢一夜
いっそセレナーデ
メランコリー
桃色吐息
時の過ぎゆくままに
針葉樹
あずさ2号
五番街のマリー
グッド・バイ・マイ・ラヴ
また逢う日まで
涙をふいて
アンコール
白い色は恋人の色
青春時代
フォークソング的な曲が多かったと思いますが、ナレーションや効果音を入れて、舟木さんの伝えたい方向を手助けさせていました。舟木さんのフォーク系の歌は大好きなので、今回は大満足。いつも「今日は何かな」と、いろいろ想像しながら出かけますが、舟木さんが歌い出すまで全く分かりません。「風 アダルトに」は数回しか出かけていませんが、いつもあっと驚かせて頂いて、余韻に浸りながら帰路を楽しんでいます。
今回アンコールの「青春時代」、舟木さんの手の合図でスタンディング。何時以来でしょう。皆さん黙ったままですが、今までの鬱屈を弾き飛ばして大盛り上がりでした。肩も軽くなって、心も弾んで帰られたでしょう。
東銀座のホテルに宿を取ったので、コンサートの後、新橋演舞場へ寄りました。舟木さんの大きいポスターを見るために。いつもの知っている光景と異なって、演舞場の前にはお嬢さん方がちらほら。開場が始まっていましたから、まだ入らずにいる人達でしょうか。「虎者」という若い方の演劇のようです。
「舟木一夫特別公演」の大きいポスターが、演舞場の正面にも、またチケット売場の横にも有りました。
舟木さんはこの後、12月公演に向けて忙しくなりますね。明日インフルエンザのワクチン接種をして、舟木さんも万全、私は2週間前に済ませましたから、12月を待つばかりです。
明日は『語り部シアター』放送日です。
76.5MHz FMアップル(札幌市豊平区)~語り部シアター
〈長谷たかコーナー〉たかやまじゅんさん
蔵出し音楽紀行~顔見世「歌舞伎」
11月5日(金)19:00~20:00
★11月8日(月)24時00分=(9日(火)0時00分)
◎再々放送11月10日(水)朝方4時~
★パソコン・スマホにより全国どこからでも可能です
事前にお試し下さい
① 「リスラジ」(Listen Radio)
② 「サイマルラジオ」~音声「放送を聴く」
(スピーカーマーク)
③ 「CSRA」~STATION LIST
オレンジ色「放送を聞く」
(スピーカーマーク)