中華街の食料品売り場を覗くのは、面白く楽しくもあります。冷凍の点心などは分かりますが、材料の中にはどう使うのか想像も出来ないものもあります。
豚足を買うのは無理でも、インスタント的な中華料理の素なら買えそうな気がしてパッケージのデザインなどを見ていました。
すると、好人家と書かれた調味料の素らしい袋が目につきました。どうやらウイグル地方の鶏肉を使った大火鍋ではないかと、、、写真と漢字から想像したのですが。袋も料理の写真も真っ赤で、辛そうにしか見えません。それでも、鍋に盛られた料理の色合いが美味しそうで、買ってしまいました。
家に帰ってから調理開始。まず鶏肉を炒めなさいと書かれているようです。味が分からないので、肉は少な目にしました。
袋を開けると、調理包が入っていました。これを鍋に入れて炒め、その後に水を入れるのですが。ここで味見もせずに、全部を鍋に入れてしまうと言う大胆な行動をとってしまいました。
写真だと茶色に見えるでしょうか。赤くツブツブしたものがたくさん入っていて、絶対に唐辛子の粉末だと思いました。
ジャガイモ、玉ねぎ、野菜などを入れました。最後にうどんを入れても良いのだそうですから、鳥の水炊きの激辛バージョンに思えました。味見をすると、私にはものすごく辛い。
慌ててスープを半分ほど減らし、水を足しました。何とか食べられるようになりましたが、妻は見向きもせず。私一人で食べていたので、全部なくなるまで三日かかりました。
辛さから水分が欲しくなり、ビールがいつもよりたくさん飲めたのは幸せな事でした。