春になってから次々と花は咲いてきますが、いつまでも咲けるものではなく散っていきます。

 

 

秋蒔きの種の中では一番最初に花を咲かせたリビングストンデージー。3月から花が開き始め、4月までは花壇一面を彩ってくれました。5月になると、花柄の方が多くなります。花柄は摘んだ方が良いらしいのですが、あまりに数が多すぎて間に合いません。

 

 

花柄を割ってみると、白いツブツブが見えました。乾燥させると、黒い種になるのでしょう。ただ枯れるのではなくて、次の世代を残していました。

 

 

小さな花がまとまって、ふんわりとした黄色の雲のように見えたモッコウバラ。花が終わるとクシャクシャに縮んでしまい、茶色になった花びらが下に落ちます。冬の間に枝の誘引を考えて、来年の形を作ろうと思います。

 

 

オオムラサキの花も、咲き終わるとクシャクシャになります。これも来年のために、花が終わったらすぐに剪定をしなければいけないので忙しい。来年の花芽を、花後にすぐ育て始めるようです。

 

 

5月に咲いた最後のツバキ、だんだん花びらが茶色になって散っていきます。

 

 

手の届く所は散る前に花を取っているのですが、高い所の花は散るに任せるしかありません。下はバラバラと散り乱れて落ちたような地面、他の苗もあるので掃除がしにくく手で拾っています。

 

 

綺麗に咲いたバラも、だんだんしおれてきます。この時期は朝起きるとバラを見て、花柄摘みが日課です。

 

来年の花のために、肥料をあげたり、土を変えたり。花の命は短くて 苦しきことのみ多かれど。いやいや、これから咲く花もあります。6月はアジサイ、夏はペチュニアや日日草が咲いてくれるはず。庭全体の花の命は、秋までまだまだ長いでしょう。