金柑が色づき始めた2月頃から、鳥がつついて食べに来るようになっていました。そして食べられないための戦いが続いていました。
鳥も学習するのか、最後の方は上手に袋の紙を破り、中の実だけを食べていました。
金柑の収穫もすでに終わり、もう食べられる物は無いだろうと思っていました。ところがまだ庭に飛んできていて、時々見かけることがあります。
ある日のこと、窓から外を見ると鳥がいました。そこはヤツデの木がある所でした。
スマホのカメラをズームにしたのでボケた写真ですが、窓を開けて撮っても逃げようとしませんでした。
何故ここに止まっているのか不思議で見ていると、ヤツデの実を食べていました。一つが数ミリぐらいの大きさで、一回でつついて食べるにはちょうど良い大きさの様です。
ヤツデと言うのはへそ曲がりなようで、寒い冬に花を咲かせ、他の花が咲き出す春に結実するそうです。冬の間は金柑を食べ、春先にヤツデのみを食べて過ごしてきたことになるのでしょうか。これだけ雑食性で食欲旺盛なのは、ヒヨドリでしょうね。
隣の木は、すでに実が無くなるくらい食べつくされていました。一匹だけではなくて、他にも仲間がいるのだろうか。
人間はヤツデの実を食べないので、こちらは鳥の餌で良い事にしましょう。