北区の住民でも無ければ、内田康夫のミステリーをよく読んでいる訳でもありません。偶然見つけたホームページから「第22回北区内田康夫ミステリー文学賞」の表彰式に行って見ました。

 

王子駅で降りたのは、だいぶ前に飛鳥山の桜を見に来た以来かも知れません。会場の北とぴあには初めて訪れました。なんの知識もなく着いてみると、見上げるような高い建物でした。

 

 

さくらホールはエスカレーターを上がった所にありました。

 

 

会場の時間が近づくと、入口の前に人が並ぶ列が出来ていました。こんなにたくさんの人が来るとは知らず、北区の小さなイベントだろうと思っていました。認識を変えなければいけません。

 

 

ロビーには内田康夫に関する展示や、著作した本の販売などを行っていました。人だかりが出来ていました。

 

 

内田康夫は北区に生まれて、全国を取材旅行に出かけてミステリーを書いたそうです。今年は生誕90周年にあたるそうです。

 

 

指定された席にはパンフレットが置かれていて、今日の予定が書かれていました。第一部が授賞式、第二部は昨年の受賞作を演劇で上演するようです。

 

 

館内の撮影は禁止されていましたので、パンフレットの一部を。小説を劇にするわけですから、役者だけでなく脚本家、演出家も関わっているようです。席の後方には、音響や照明を担当するスタッフもいました。思ったよりも大掛かりで、22回ともなれば歴史ある賞でした。

 

 

ミステリーの舞台上演を見るのは、初めてでした。音響、照明、ピアノの演奏などが役者さんのセリフと絡んで、独特な雰囲気が演出されたと感じました。ちょっと北区へ行くぐらいの気持ちで来ましたが、なかなか面白い企画で楽しめました。

 

帰りには受賞作を掲載した冊子がいただけました。早速帰ってから、今年の大賞を読んで見ました。すでに第23回の募集も始まっているようです。推理小説を書いて、応募してみようか。いや、全国から応募があったそうだから、素人には無理だろうなア。