暖かくなって来て、葉の芽が伸びてきたり、小さな花が咲いたりしてくる方に目が行っていました。たまにはゴミも拾わなければと、落ち葉や椿の花びらを拾っていた時でした。発芽している小さすぎる葉を見つけました。

 

 

もちろんオオイヌノフグリなどの芽も出ていますが、葉の形が全然違います。近くにある親苗と、葉の形が一緒です。アリッサムのこぼれ種が発芽して物でしょう。これはまだ木の根元で、土の上に落ちたから発芽できたのでしょう。

 

 

花壇の縁に親株は垂れ下がるように咲いていたので、下の方へ落ちた種も多かったと思います。下は駐車場のコンクリートですから、こぼれた種はほとんどが雨で流れたのではないでしょうか。

 

それでも石の隅にたまった土か、落ち葉のゴミが集まった所なのか。根をはれる所に落ちた種は、なんと発芽していました。ここでは土が少ないし、日差しが強かったら水分もないし。

 

 

可愛そうなので、鉢の空いたところに植え替えて見ました。枯れずに育って、花を咲かせてくれるでしょうか。

 

 

それなら他にも無い物かと、地面を良く見ながらウロウロすると。丸い見た事のある葉が見つかりました。これはパンジーかビオラのこぼれ種だと思います。この辺りにパンジーを植えた事は無いはずなのです。何処からか飛んできたのか、鳥が運んで来たのか。

 

売られているパンジー・ビオラの苗は、ほとんどが品種改良されたF3だと思います。このまま育っても、元のスミレになるでしょう。ここは塀沿いで花壇の奥の方なので、この苗も移植してあげようかな。

 

そうなると、捕らぬ狸の皮算用。去年この辺りで花を咲かせていた、千日紅やケイトウのこぼれ種からも芽が出てきて来ないかしら。何もしないで花壇に花が咲くと楽でいいなア。