外の洗面台はほとんど庭の水撒き用で、雨ざらしのまま何年も使っています。最近水栓を閉めても水がポタポタ落ちる様になってきました。これは蛇口の中のコマを変えれば簡単に直るので、自分で直すことにしました。他の水栓も何回か交換しているため、簡単な事と思い天気のよい日に始めました。

 

 

スピンドルを外して、ゴムのついたコマを取り換えるだけなのです。レンチ一つあれば出来ました。変えて見ると、ゴムの黒さが鮮やかです。

 

 

新と旧の違い。見た目ではゴムの厚さが同じように見えますが、古い物には丸く線状の跡が付いていて弾力も硬めでした。先端の丸いゴムだけを買ってきて、ナットを外して交換すると安上がりに出来ます。ただ金属の色の変化などを考え、値段も安い物なので全部交換しました。

 

 

外水栓の蛇口は三つほどあるのですが、その内の一つがまったく形が違うので戸惑いました。コマが外れる気配がありません。スピンドルと一体型になっていました。

 

今までに経験したことのない形なので調べて見ると、寒冷地などではこれを使うそうです。利点としては一体型のコマが完全に上がるため、冬に凍結防止の水抜きが出来るそうです。

 

 

急いで近くのホームセンターへ交換部品を探しに行ったのですが、寒冷地ではないため需要が少ないようです。展示にも、在庫にもありませんでした。それでも、普通のスピンドルは売っていました。コマは余っていたので、スピンドルを交換すれば良いのではと思いました。一体型よりも価格が安く、半額以下で済みます。

 

 

後はネジを閉めるだけの簡単作業で終わりました。

 

 

どうして一つだけが違うスピンドルだったのか、蛇口をバラバラに購入してDIYした外水栓だったのです。多分オークションなどで落札した一つだったのではないでしょうか。スピンドルに違いがあるなんて、ちょっと勉強になった一日でした。