昨年の11月に菊の花の様子を書いていました。

 

 

その時見つけて一番下に書いた、下水の蓋の隙間で花を咲かせたど根性な菊。気にはなっていたのです。陽当たりの悪い所で、北風も通り抜ける場所でしたが、寒い冬を乗り切って元気に葉を広げています。暖かくなった今こそ、移植することにしました。

 

 

蓋は手で引っ張ったぐらいでは動きませんでした。そんな狭い所に、どう根をはっているのか不思議です。鉄の棒を持ってきて引っ張ると、やっとふたが外れました。

 

 

菊の根は、蓋の下のわずかな隙間に細く長く伸びていました。下水ですから、その下は空洞です。すごい生命力だと思いました。

 

 

優しく根を剥がして、菊の植木鉢に。腐葉土と油粕もいれましたし、今度は陽当たりの良い所に置きました。今年の秋には、去年よりもたくさん花を咲かせてくれると思います。