庭の金柑を収穫してジャムを作ったのは中旬頃でした。
その時ジャムに皮を入れ過ぎるとエグミを感じたため、全部入れずに残りは冷蔵庫にとっておきました。しかし、皮だけがいつまであっても食べ方がわかりません。結果として、今でもしっかりと全量が残っているのです。
皮ぐらい捨てろと言われそうですが、金柑は皮が美味しく味があります。物を捨てられない貧乏性は、何とか使う方法は無い物かとネットを検索してみました。
すると金柑の皮とチョコチップを混ぜて、パンを焼いている方がいました。皮の味がチョコと一緒になるとまろやかになるのでしょうか。やったことがないのでどんな味になるのか、早速試してみることにしました。
しかし分量が不明です。まあ見た目でこのくらいにして見ました。後はホームベーカリーに任せて待つだけでした。
数時間後に出来上がりました。チョコチップは焼く時の熱で溶けてしまったのか、生地がマーブルな模様になっていました。金柑の皮はパン全体に混ざると少なめな感じです。所々にポツンポツンと黄色の皮が見えます。
食べて見ると、美味しいんです。パン全体の味としてはチョコの甘さが強めに出ていますが、金柑の香りとちょっとした酸っぱめなが時々感じられます。
でも金柑の皮は、まだまだ残っているんです。パンに入れるだけで消費できるっだろうっか。