ミニトマトとキュウリの苗を買ったのは、5月もだいぶ経ってからでした。寒縮みほうれん草を樹木になるほどまで育てていたため、畑の準備が遅くなってしまったのです。土壌改良剤や石灰を入れて、畑らしくなるまで時間がかかりました。

 

園芸店へ行って見ると、春に植える夏野菜の苗はだいぶ種類が少なくなっていた気がしました。そんな中で見つけたのが、ヒョロヒョロに伸びた苗。普通はしっかりとした苗を買いなさいと言われますから。誰も伸び切った苗は、買わないのでしょうね。

 

とにかく安いし、ここで買わなければゴミとして廃棄されてしまうのではないだろうか。人助けのつもりで、いや苗助けのつもりで両方とも買ってしまいました。

 

ミニトマトは「ピンキー」、きゅうりは「なるなる」と言う名前だそうです。初めて聞く名前で、育てるのも初めて。とにかく畑に植えて見ました。

 

そしてそれから一か月以上が経とうとしています。なんと、ヒョロヒョロ苗がしっかりと育っているのです。

 

 

ミニトマトは支柱を立てて支えると、1メートルほどの大きさになりました。黄色の花も咲いていて、買ったときから着いていた実は赤くなっていくつか収穫できました。

 

 

キュウリはネットをはると、ツルが巻き付いて上に伸びてくれます。こちらの方が大きくて、1メール50センチほどです。一番キュウリは大きすぎる前に、早めに収穫しました。こうする方が、伸びる成長を妨げないとか言いう説もあるようなので。

 

節ごとに小さなキュウリの赤ちゃんが成っていて、これからたくさん収穫できるのではないかと思わせます。

 

売れ残りの半額苗でも、生命力はあるのだ。世話をすれば、答えてくれる、、、と信じたいのです。