プーチン無しでもOKなんだ!? | 新垣 清のオフィシャルブログ

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新垣清が自らの経験と考えに基づいて「思想・文化」、そして「政治・世界情勢」を語ります!

 前ブログ プーチン無き後への恐怖 で、今回のウクライナ戦争において、もしロシア軍の敗北が濃厚になれば、切羽詰まったプーチンは核兵器を使用するのではないか!? っという思いが、世界中の人びとの胸の底にあります。

 この思いはNATOEUの指導者たちの胸に常に危機感を持って存在しているのは、疑いの無いところです。

 

 さらにもしウクライナ戦争でロシアが敗北した場合に、ロシア国内でプーチンが失脚し、ロシア国内が未曾有の混乱を生じ、それが世界の安定と平和を揺るがしかねないという思いは、多くの人びとの胸にあります。

 

 しかし今回の、プリゴジンの率いるワグネルの反乱で・・・。

 ロシアはわれわれが思っていたほどには、プーチン一色の一枚岩では無い。

 ロシアにはプーチンほどのカリスマ性に満ちた、強権を発揮でくるほどの指導者は存在しなくとも、ロシアという国を任すのに足りる人物は存在するのだ!

 っという、当然と言えば当然な事柄が明らかになったと思っています。

 

 すなわち

プーチンが居なくても

ロシアはOKなんだ!?

 っということです。

 

 これはワグネルのプリゴジンが、次に指導者として適切であるなどということでは無く・・・。

 

 プーチンが消滅したとしても、ユーラシア大陸の東側を占める

ロシアという国(場所)は存在し・・・。

 そこで人々は生活を営んでいくという、非常に当たり前といえば、当たり前の事実が明確になったということです。