さて本日は、ビートルズ通算9枚目のオリジナルアルバムである、
「The Beatles(ホワイトアルバム)」を紹介したいと思います。
このアルバムは1968年に発表されてますが、
その前年に「Magical Mystery Tour」が発表されています。
この「Magical Mystery Tour」は、
イギリス発売のオリジナル盤ではないので、また次の機会にですね
↑ジャケットが真っ白なのですよ!
全30曲というボリュームもいいですが、曲のクオリティもいいのですよ。
レコーディングの設備も充実してきて、
メンバーが揃わなくてもレコーディングができるようになったんですね。
途中でリンゴが抜け出したりするトラブルもありましたが、
オノ・ヨーコさんが参加したり、
ジョージの曲でエリック・クラプトンがギターを弾いたりと、
様々な試みをしています。
曲もじつにバラエティに富んでいて、何度聴いても飽きないですね。
ロックンロールにバラード、前衛的な曲にヘビメタまで収録されています
いつものように何曲か動画を貼り付けてみたいと思います。
↑ノリノリのロックンロールです!
オープニング曲の「Back In The U.S.S.R」です。
タイトルはビーチボーイズのパロディだというのは有名ですね
私はこんなノリノリのロックンロールが好きなんです。
飽きずに何回も聴いちゃいます。
じつはこの曲のドラムは、リンゴではなくポールが叩いているらしいのです。
ポールによる度重なるダメ出しに怒ったリンゴが、
「やってられるか!」と言ったかどうか?分かりませんが、
スタジオを飛び出して、しばらく戻って来なかったみたいなんですね。
それで仕方なくポールがドラムを叩いたようです。
ちなみにポールはグループ解散後に、
ひとりですべての楽器を演奏したアルバムを発表しています。
初のソロアルバム「マッカートニー」がそうなのですが、やはりポールは天才ですね。
素人の私が言うのもどうかと思いますが、どの楽器の演奏も上手いです。
もうひとつちなみに、森高千里さんも同じように、
すべての楽器をご自身で演奏したアルバムを発表しています。
聴いた感想はちょっと?な感じがしましたけどね
続いて「While My Guitar Gently Weeps」です。
↑エリック・クラプトンのギターが素晴らしいです!
ソロの曲も含めて、私はジョージの最高傑作だと思っています。
なんと言ってもエレキギターがいい!
ミディアムテンポの曲調に、いい感じでエリック・クラプトンのギターが絡みます。
特にギターソロは、ホントに渋いです
エリック・クラプトンは、元々ジョージと友達だったのですよ。
ジョージからの誘いで参加したようですが、
この後の「レット・イット・ビー」のセッションのときも、
メンバー以外のミュージシャンを誘っているんですね。
(キーボードプレーヤーのビリー・プレストン)
おかげで曲の仕上がりが格段によくなってますね。
ジョージはソロになってからも、コンサートでこの曲を演奏しているので、
きっとお気に入りの曲だったのでしょう。
これも繰り返して聴きたくなる曲です。
さてジョンの曲も紹介しましょうね。
↑オノ・ヨーコさんがワンフレーズだけ登場します!
イントロのクラシック・ギターが印象的ですね。
歌詞が特徴的というか、いかにもジョンらしいのですが、
なんと言っても、この曲にはオノヨーコさんが、
ボーカリスト(?)として参加しているんですね。
よく聞いていただくと分かりますが、ワンフレーズだけの出演です。
この曲はビートルズの曲の中で、唯一、女性のボーカルが入った曲らしいです。
ジョンとヨーコ(+ジョージ)の共作の前衛的な曲が「Revolution 9」です。
正直言って訳が分からない曲ですが(笑)、
当時の前衛芸術家からの評価は高かったようですね。
当然ながらオノ・ヨーコさんの影響が大きかったと思います。
そして最後にビートルズ唯一(?)のヘビメタが「Helter Skelter」です。
映画になった「ヘルタースケルター」とは関係はないと思われます。
この曲は珍しく、ジョンがベースを牽いています。重低音が特徴的ですね。
ザ・フーの影響を受けてポールが作った曲のようです。
前述の「Revolution 9」と併せて、以下のURLをクリックして聴いてみて下さい。
「ホワイトアルバム」の全曲が収録された動画(?)です。
https://www.youtube.com/watch?v=0ArlUSVDQIw&list=PLycVTiaj8OI80AsTGjYJAPi7-i8kTH-Bq
個人的には他の曲も全部好きです
ビートルズのアルバムの中で、個人的に一番好きですね。あとは「Abbey Road」かな?
こちらは別の機会に紹介したいと思います。
ではでは・・・(^o^)/~
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