第4話 キミノトナリ

台風がひとつまたひとつ過ぎ去るごとに秋が深まっていくのを感じながら、中々、取れない厚い雲は私の心の中のモヤモヤに反映されて心の中にも雨が降っている。

そんな時コンビニのカウンターの中でふと横を見ると貴女も同じ方向を見ているのに気付く。

別々の道を歩む二人は向いてる方向は同じでも、見ている者はきっと違うはず。

でも何故かこの光景が懐かしくも感じ、切なくも感じる。

年甲斐もなく、歳の離れた君に淡い恋心を抱き始めた秋の夜。

眠れぬ夜は君のせい?にしときますか。